謎の生物を乗りこなす戦士の正体とは?シリーズ第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』2025年12月公開へ

巨匠ジェームズ・キャメロン監督がメガホンをとる「アバター」シリーズ第3弾となる最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の公開日が、2025年12月19日(金)に決定。タイトルを象徴した日本版ロゴとコンセプトアート5種が一挙解禁となった。


【写真を見る】空に浮かぶ気球のような乗り物など新たな物語に期待が高まるコンセプトアートも到着 / [c] 2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
全世界歴代興行収入ランキングで第1位、人類が生み出した全映画の頂点に立つ『アバター』(09)、そしてジェームズ・キャメロン監督のもう1つの代表作である『タイタニック』(97)を超え、同ランキングで第3位にランクインする偉業を達成した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(22)の続編となる本作。『アバター』では美しい“神秘の星パンドラ”の森を舞台に、パンドラの侵略を目論む人類との戦いを、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では海を舞台に、“海の部族”や生物とともに脅威に立ち向かうストーリーが描かれた。

今回の邦題発表とあわせて解禁された日本版ロゴは、タイトルの“ファイヤー”を表し轟々と燃えさかる炎が印象的なもの。どんな舞台で新たなる物語が紡がれるのか、想像と期待が膨らむビジュアルになっている。


前作で登場した海の巨大な生物、トゥルクンが集まっている様子 / [c] 2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
さらに、先日行われたD23でキャメロンが明かした「新しいキャラクターや設定、生命体」を予感させるコンセプトアート5種も本邦初公開となった。特に目を引くのは、ナヴィが手を振る先で空に浮かぶ気球のような乗り物が映しだされた、美しいパンドラの夕陽の1枚だ。気球部分はクラゲのような形を模している。また、夜に浮かぶ艶やかな海の写真には、前作で登場した海の巨大な生物、トゥルクンが集まっている様子が写しだされ、海の部族や生物たちの再登場への期待も高まる。


1作目の青い鳥のバンシーや赤い鳥のトルク、2作目に登場した海を渡るスキムウィングとはまた異なるビジュアルの生物の姿 / [c] 2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
さらに、シリーズを通してナヴィの戦士を乗せて飛ぶ生物が登場しているが、1作目の青い鳥のバンシーや赤い鳥のトルク、2作目に登場した海を渡るスキムウィングとはまた異なるビジュアルの生物も公開された。そして、今作で登場する新たなナヴィの部族と思しき集落の1枚も。部族に捕らえられているナヴィの正体は明かされていないが、主人公であるジェイクを象徴する編み込みの髪型とも見受けられ、なにやら不穏な気配を感じる1枚となっている。

ディズニーファンイベント「D23 The ULTIMATE Disney FAN EVENT」にサプライズ登場した際、キャメロンは「この新しい冒険は美しいだけではなく、本作では新たな挑戦がありました。新しいキャラクターや、設定、生命体、いままでパンドラでは見たことのないものも出てきますので、きっと気に入って頂けると思います。最新作は皆さんが期待している以上の作品であることを約束します」と本作について語っている。

シリーズ3作目では、ジェイクたち家族やパンドラの先住民たちにどんな展開が待ち受けているのか?人類史上最高の映画シリーズ第3弾に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ