「スズキの人気車が復活」生産終了したスズキ“スイフトスポーツ”がファンからの要望に応え期間限定でファイナルエディションとして復活!の画像一覧

コンパクトスポーツハッチバックとして人気の「スイフトスポーツ」に、現行として最後の特別仕様車「スズキ スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション」が登場した。「スイフトスポーツ」はスイフトのフルモデルチェンジに伴い、すでに生産を終了しているが、市場からの販売終了を惜しむ声に応えて、再び生産を復活させて特別な最終仕様として販売されることになった。

2025年3月から2025年11月までの期間限定生産で、2025年3月19日より販売を開始、生産台数は発表されていないが限定的となる。一方で期待の高まる新型スイフトスポーツの登場は、2025年11月以降ということになる模様だ。

生産終了を惜しむ声と新型登場を期待する声が交錯


スズキのコンパクトカー「スイフト」をベースとして走行性能を高めたホットハッチ「スイフトスポーツ」は、初代スイフトから設定されて、すっかり人気モデルとして定着している。4代目となる現行型は2017年9月に登場、1.4Lのダウンサイジングターボも搭載して、スイフトのラインナップの中でも人気の高いモデルだ。

直進安定性と旋回性能を高めるためにボディを拡大するとともに、ボディ剛性も高められており、足まわりにはオーリンズ社製のダンパーを装備する。ターボエンジンの採用と3ナンバーボディは歴代のスイフトスポーツで初めてで、そんなことも大きな話題となった。

その高性能ぶりとともに、200万円ちょっとという価格設定で世界中から高く評価されているが、2023年12月に「スイフト」がフルモデルチェンジされたことから、現行「スイフトスポーツ」の生産終了を惜しむ声と、新型「スイフトスポーツ」の登場を期待する声が交錯している状況だ。

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生産再開とともに、内外装をスペシャルチューン


そんな中で登場した現行最後の特別仕様車「スズキ スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション」は、フロントグリルやアルミホイールなどをグロスブラック塗装に仕上げたほか、特別仕様車専用デザインのブレーキキャリパーやエンブレム、Cピラーデカールを採用し、スイフトスポーツの魅力を従来よりさらに引き立てるコーディネートとなっているのが特徴。


インテリアは、インパネ、ドアトリム、コンソールにヒートグラデーション加飾が施されたほか、グロスシルバーのステアリングガーニッシュを採用。ドライバーの高揚感をさらに高める。


パワートレーンには、1.4L DOHC VVTの直噴ターボを搭載、トランスミッションは6速MTと6速ATを設定し、駆動方式はFFとなる。車両価格(税込)は、6速MTが¥2,329,800、6速ATが¥2,401,300。ちなみに「ZC33S」とは現行スイフトスポーツの開発コードを示す。


ボディカラーは、チャンピオンイエロー4のほか、ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ、プレミアムシルバーメタリック ブラック2トーンルーフ、フロンティアブルーパールメタリック ブラック2トーンルーフ、バーニングレッドパール ブラック2トーンルーフの2トーンルーフ4色の全5色が設定される。

■特別仕様車「スズキ スイフトスポーツ ZC33S ファイナルエディション」(車両価格は税込み)

  • 6速MT仕様:¥2,329,800
  • 6速AT仕様:¥2,401,300