【豆知識③】フライトジャケットには陸軍と海軍共用の目的で作られたモデルが存在する
元々、航空隊は陸海軍の中に属していたため陸軍用と海軍用の2つのフライトジャケットが存在しているのだが、[G-1]系統の中に陸海が共通で使用することを目的としたフライトジャケットが存在した。両方ともに「Army,Navy」の略である「AN」というモデル名で始まり、襟裏のマーキングは「USN」ではなく「US」となる。
AN6552
[M-442A]の後継として誕生。外観もほぼ同一だが、陸海軍での共通使用のためにモデル名が変更された。亀屋氏所有のヴィンテージ
AN-J-3A
陸海軍の共通使用を目的に開発されたため、襟裏に「US」とマーキングがされているが、採用されたのはほとんどが海軍であった。24万2000円
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(出典/「Lightning 2025年1月号 Vol.369」)