レッドブルのセルジオ・ペレスが2024年限りでチームを離れることが発表され、パワーユニットを供給するホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長もコメントを寄せた。
ペレスは2021年からレッドブルに加入し、チームで5勝をマーク(F1キャリア通算6勝)。2022年にドライバーズランキング3位、2023年にドライバーズランキング2位に入り、チームのコンストラクターズタイトル獲得にも貢献した。
また2022年10月にペレスはホンダ・レーシングスクール(HRS)のアンバサダーに就任し、カートでスクール生と共にコースを走り指導を行なうという繋がりもあった。
ただ、2024年シーズンを通してペレスは苦戦。2026年までの契約を有していたものの、今年限りでレッドブル、そしてF1グリッドを離れることとなった。
そんなペレスに対してHRCの渡辺社長は、次のように感謝を述べた。
「ペレス選手は2021年以来、レッドブルとホンダとともに、数々の勝利とタイトル獲得へ多大な貢献をしてくれました」
「感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう、チェコ」
なおペレスは将来的なF1復帰を諦めておらず、ドライバー以外の領域でブランドやチームと関わりを持つ可能性をレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表も認めている。ホンダとも別の形での共闘がまた見られる可能性もゼロではないかもしれない。