クリスマスを間近に控え、「今年はクリスマスケーキを自分で作ってみたい」「クリスマスパーティー用の時短でおいしく作れるケーキのレシピが知りたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はさまざまな時短料理を紹介してきた料理研究家、若菜まりえさんのYoutubeチャンネルから、「卵なしたった20分で作れるいちごのデコレーションケーキ」をご紹介します。
身近な材料で、レンジでチンするだけでスポンジを作れるので「タイパ良すぎ」な効率レシピです。
忙しい師走でも簡単にかわいいクリスマスのデコレーションケーキが作れるので、お子さまと一緒に楽しいデコレーションタイムを楽しめるかも♪
登場以来、ハマる人が続出している超バズりレシピです。
こちらの記事は、時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさんの了承を得て執筆・編集をおこなっております。
■たった20分…!かわいいいちごのクリスマスケーキが完成!時短のコツも紹介
今回ご紹介する動画はこちら。
これ本当に20分で作ったの!?
驚かれる味してます
卵使わない【最高に簡単なクリスマスケーキ】
レンジで作れるふわふわのスポンジに、ほんのりレモン風味のホイップがたまらない美味しさ!
材料はホットケーキ粉、ミルクココア、砂糖、水、生クリーム、苺、レモン汁でOK!https://t.co/mME3j8mQ7V pic.twitter.com/kibBVFf1uh
— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) December 21, 2019
それでは、詳しく見ていきましょう。
材料はこちらです。
◆いちごのクリスマスケーキ
■卵なしでもふんわり、しっとりな生地ができる
次に作り方です。今回の動画では、フードコーディネーターの倉田沙也加さんと一緒に作っていました。
【1. 生地を作る】
ミルクココアをポリ袋に入れます。計量スプーンすり切り6回分(大盛りは4回分)を入れてください。
続いて、ホットケーキミックスを入れたら、ポリ袋を揉んで混ぜます。
混ざったら、砂糖を小さじ2杯入れてさらに混ぜます。まりえさんによると、ホットケーキミックスとミルクココアに甘さがあるので、甘さ控えめがいい方は砂糖無しでも大丈夫だそう。
砂糖を混ぜたら、水を入れてさらに揉んで混ぜます。
牛乳を入れてもいいそうですが、まりえさんによると「水の方がよりふんわりした感じ」になり、食感も軽くしっとりするそうです。
【2. 生地を加熱する】
続いて、耐熱ガラスボウル(900ml)にラップを敷き、生地を流し込んでいきます。
900mlのボウルがない場合は、大きいボウルや四角い耐熱容器でも作れますが、「ラップを敷かないと形がいびつになってしまいますので、必ずラップを敷くようにしてください」とのこと。
ラップを大きめに切り、ボウルにしっかりと沿わせるように敷いていきます。
生地を流し込んでいきます。
ラップを敷いたらボウルにふんわりラップをかけ、電子レンジで加熱します。600Wなら3分30秒加熱し、一度様子を見ましょう。
電子レンジから取り出したとき、上の部分の形がいびつになっても「こちらは底の部分なのでいびつになっても大丈夫です」とのこと。
ボウルに皿を被せてひっくり返します。
ラップを外したら、そのまま冷まします。
■たったの2分!泡立て器ナシでもすぐに生クリームが泡立つ裏技
【3. 生クリームを泡立てる】
生地を冷ましている間に、生クリームを泡立てましょう。生クリームをボウルに入れ、砂糖大さじ1杯入れます。
ここで、まりえさんが泡立て器を使わずに時短で泡立てる裏技を紹介。なんと、YouTuberのSEIKINさんが紹介していた裏技だそう。
それは「レモン汁を数滴垂らすことによって、生クリームのたんぱく質が凝固するので、泡立つまでの時間が短くなる」という裏技です。
早速レモン汁を小さじ1杯垂らして泡立てていきます。
すると、たった1分55秒で完成。まりえさんも「ちょうどいい固さにたった2分でなりました」と大喜び。
ちなみに、空気を入れるようにして混ぜると、より早く泡立つそうです。
■絞り袋を使わずクリームをかわいくデコレーションするコツ
【4. いちごを用意する】
いよいよ、クリスマスケーキのデコレーションに移りましょう。
まず、洗ったいちごの中から、形の良いものをトッピング用に取り分けておきます。
残ったいちごを、ケーキの側面に飾る用にスライスします。ヘタを切り落とし、薄く切りましょう。
【5. デコレーションする】
続いて、ケーキに泡立てた生クリームを乗せていきます。
ここでは、フードコーディネーターの倉田さんが絞り袋を使わずに簡単にデコレーションする方法を紹介。
最初は大ざっぱに生クリームを乗せていきます。
全体にクリームが乗ったら、ナイフを使ってならしていきます。同じ方向にケーキを回しながら、てっぺんに向かってならしていきます。
ケーキのてっぺんにクリームが集まっていきますが、その方がいちごをトッピングしやすいそうです。
【6. いちごをトッピングしていく】
スライスしたいちごの断面がきれいに見えるように、ケーキの側面にトッピングしていきます。
倉田さんによると「小さいものと大きいものがあるので、交互に貼っていくと、よりきれいな仕上がりになる」「クリームがしっかりついているので、いちごはそんなに押しつけなくても設置できます」とのこと。
他にも、チョコレートのホイップやバナナでデコレーションするのもおすすめだそうです。
側面のいちごを貼り終えたら、てっぺんにいちごを乗せます。てっぺんのいちごはヘタを取らないのがおすすめ。
まりえさんも「ヘタは取らない方が彩りが追加できて映えますね」と言います。
いちごを飾り終えたら完成です。仕上げに粉砂糖などを振ってもおしゃれです。
■視聴者からも「簡単で美味しい」の声続々
最後に、今回のクリスマスケーキのコツをまとめると、以下の4つになります。
・電子レンジで生地が作れる
・レモン汁で簡単にホイップが泡立てられる
・いちごをカットして乗せるだけの簡単トッピング
・ナイフ1本でお手軽にデコレーション
このレシピについてネット上では、
「簡単で美味しいです」
「料理苦手な私でもとても助かりました」
「このケーキを作って彼氏に食べてもらったら、『美味しい。これまた作ってよ』って言ってもらえました」
など、絶賛の声があがっています。
すぐ手に入る材料で、たった20分で作れるので、忙しい方にもぴったりですね。ケーキ作りが初めてという方でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。
■レシピ・画像提供:時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん
・経歴と実績
子供の頃から料理と食品に興味があり、大学では食品生化学を専攻。卒業後は食品原料に携わる。現在はレンジで作れるスピードおかずと簡単おやつの開発に注力。
webサイト「つくりおき食堂」では、まとまった時間がとれない忙しい方でも作り置きライフが続けやすいように、スキマ時間にパっと作れてサっと味が決まる時短おかずを紹介。
2017年レシピブログアワード 新人ブロガー部門グランプリ受賞。
著書に「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の超簡単レシピ (扶桑社ムック) 」「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の即完成レシピ (扶桑社ムック)」。
SNSで好評だったレシピを中心に集めたベスト版「忙しい人専用 つくりおき食堂の超ベストレシピ (扶桑社ムック) 」も好評発売中。
まりえさんのYouTubeチャンネルでは5日分のお弁当をまとめて作ってお金と時間の両方を節約できる「まるごと冷凍弁当5日分」を紹介しています。
https://www.youtube.com/channel/UCuJkgxwEDMB_MZjH-itA4qQ
また、つくりおき食堂まりえさんが運営するサイト『つくりおき食堂』がリニューアルされて見やすくなりました!季節のおいしいレシピが探しやすくなっています。
https://mariegohan.com/
※情報は掲載時点のものです。
<編集:GourmetBiz編集部>