18日放送の『1周回って知らない話』（日本テレビ系）に、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんが出演。ちさ子さん不在のコンサートに、父で音楽プロデューサーの高嶋弘之さんと、ダウン症の姉・未知子さんが出演した際のアクシデントが反響を呼んでいます。

■父と姉、東野幸治がコンサートへ出演

番組では、ちさ子さんが立ち上げた「12人のヴァイオリニスト」のコンサートに、弘之さんと未知子さん、そして同番組MCの東野幸治さんが特別出演した際のVTRを放送。

このコンサートにちさ子さん本人は出演しておらず。

事前の打ち合わせでちさ子さんは、父と未知子さんが出演するコーナーでは、12人のヴァイオリニストのメンバーも含めて「ちさ子さんのココを直してほしい」のテーマで、不在の自分をイジるような形でお客さんを楽しませてほしい、と提案していました。

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■メンバーから愚痴が飛び出す

打ち合わせ通り、本番のステージで東野さんが「（ちさ子さんへの）クレームがある方、挙手をお願いします！」と尋ねると、12人のメンバーほぼ全員が挙手。

メンバーたちからは、「私服であだ名を決められた」「新人の頃に、ただ立っていただけで『木偶の坊みたいだよ』って言われた」「（指示通りに3日でパフォーマンスを必死で変更したのに）『変えて』って言ったことも覚えてないなかった」など、次々と愚痴や不満が飛び出します。

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■姉・未知子さんが思わず…

すると、未知子さんはこれを“本気のクレーム”だと勘違いしてしまい、本番のステージで「妹は…。言葉はきついかもしれませんけど、ちゃんとできる方ですから大丈夫」「宜しくお願いします」と、ちさ子さんをフォロー。

日頃、ちさ子さんとバチバチに言い合う様子や、姉妹のLINEのやり取りが話題になる未知子さんですが、妹への思いが溢れたこの場面には、VTRを見ていたスタジオからは感嘆の声が。

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■ちさ子は謝罪、東野「本当に姉妹愛」

しかしながら、メンバーたちはコンサートを盛り上げるために“パフォーマンス”をしただけで、ちさ子さんは「かわいそう、みんな…」とこぼし、東野さんに対しても「本当にすみません、本当に申し訳ない…」と謝罪。

しかし東野さんは「でも素晴らしい！　本当に姉妹愛」を感じたと話していました。

ちさ子さんの家族との向き合い方が伝わる同日の放送には、視聴者からも「ダウン症の姉、90歳の父の介護。高嶋ちさ子が兄弟児の理想形なのか。なんでも言える関係がお互いストレスなく過ごせる」「姉のみっちゃんの事はダウン症だけどこう甘やかしたりしないでちゃんと1人の人として接してるのがいいよね！」「高嶋ちさ子はストレートで怖いんだろうけど、人情深い人なんだろうな〜」と反響を呼んでいます。

（文／Sirabee 編集部・衣笠 あい）