Vol.03 次世代のメディア「Lexar CFexpress 4.0 Type B Diamond 1TB」をNikon Zシリーズの8.3K RAW動画で試す[Lexar’s Memories]

実際の現場での使用感

せっかくなので、実際の現場で使用してみた。私は主に山岳映像を撮影しており、
屋外での撮影がメインだ。ちょうど夏の終わりの炎天下での撮影があったので、
実際に使用してみた。1TB分フルに撮影したが、全くトラブルなく
撮影を終えることができた。

8K RAWでの収録は、主に8.3K30P標準画質で行うことが多く、
1つのカットも数秒から長くても数分程度だ。

前項で述べた室内での耐久テストに比べ、カードやカメラへの負担は少ないのは当然だが、実際に使用してトラブルが起きないと、安心感と信頼感がさらに高まる。


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スチール連写撮影時の書き込み速度検証

Nikonのカメラを使う理由の一つとして、動画とスチールの両方を
高いレベルで撮影できる点が挙げられる。スチール連射時のカードへの
書き込み速度は非常に重要だ。

Z9 / Z8はCFexpress 2.0対応のカードスロットを持つため、
Lexar CFexpress 4.0 Type B Diamond 1TBの性能を最大限に活かせる
わけではないが、検証を行った。最高画質のRAW+FINE★設定で、
最高速度20コマ/秒の連射を実施した結果、Z9 / Z8共に
約45〜50枚程度の速度を維持できた。