12月17日、MotoGPに参戦するトラックハウス・レーシングはガルフ・オイル・インターナショナルとパートナーシップを結んだことを発表した。
アメリカのNASCARなどに参戦してきたトラックハウスはRNFを引き継ぐ形で、2024年シーズンからMotoGPへの参戦を開始。ミゲル・オリベイラとラウル・フェルナンデスのふたりと戦った初年度は、141ポイント獲得でチームランキングは9位となった。
2025年にはオリベイラに代わり、2024年のMoto2王者である小椋藍を起用するトラックハウスが、新シーズンを前に新パートナーを発表した。
新たなパートナーシップを結んだ相手は、モータースポーツ界では著名なガルフ・オイルだ。近年はF1でマクラーレンやウイリアムズと提携しており、マクラーレンの特別カラーリングも記憶に新しい。
ガルフといえば、水色とオレンジのカラーリングが特徴。トラックハウスは2025年シーズンに、バイクとライダーのスーツにガルフのロゴが踊ることになると説明しているが、マシンカラーリングが実際にどうなるかは開幕前の楽しみのひとつとなりそうだ。
なおチームオーナーのジャスティン・マークスは、ガルフ・オイルとのパートナーシップ締結に際し、次のようにコメントした。
「ガルフを主要パートナーとして迎えることは、トラックハウスMotoGPチームにとって非常に光栄かつ名誉な瞬間だ」
「ガルフというアイコニックなブランドは、歴史的に記憶に残る重要なモータースポーツの活動を彩ってきた。そうしたオレンジ色のロゴが我々のアプリリア・RS-GPに載せられることは、我々にとっても非常にエキサイティングなことだ。ガルフブランドを世界中の何百万ものモーターサイクルレースファンへと届けられることを楽しみにしている」