迫る「有馬記念」! あなたが好きな平成の歴代「有馬記念」優勝馬は? 3頭を紹介!

 12月22日日曜日には「有馬記念」が開催されます。それに先立って本日19日には「枠順」を決める抽選会が公開で行われることになっており、注目を集めています。

 有馬記念を制してきた競走馬たちは、いずれも競馬史に名を残す名馬ばかり。そのなかでも、あなたが好きな平成の歴代有馬記念優勝馬はどれですか? ここでは、平成の歴代優勝馬から3頭をピックアップして紹介します。

オグリキャップ(第35回/1990年)

 「オグリキャップ」は、地方競馬出身ながらその圧倒的な戦績で中央競馬へ進出し、1990年には年度代表馬にもなった競走馬。通称「芦毛の怪物」です。通算成績は32戦22勝(地方12戦10勝、中央20戦12勝)で、G1は4勝しています。

 地方競馬から進出し数多くのライバルと死闘を演じたドラマ性や、芦毛というわかりやすい特徴、いつも一生懸命に走りきるひたむきさといった要素もあって、根っからの競馬ファン以外にも大人気となった名馬です。そんなオグリキャップの引退レースであり、見事に有終の美を飾った1990年の「第35回有馬記念」では、ウィニングラン時に大観衆の「オグリ」コールが響き渡りました。

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テイエムオペラオー(第45回/2000年)

 「テイエムオペラオー」は、1998年から2001年にかけて活躍した競走馬。通算成績26戦14勝のうちG1レース7勝を誇る名馬です。底知れないスタミナと瞬発力を兼ね備えており、2000年には「天皇賞(春)」「宝塚記念」「天皇賞(秋)」「ジャパンカップ」「有馬記念」を完全制覇し、年間無敗を達成しました。

 そんなテイエムオペラオーが優勝した2000年の「第45回有馬記念」ですが、出走前には壁に顔面を強打してケガをしてしまうというアクシデントが発生。さらにレースではライバルたちの徹底マークにあって進路を塞がれ大苦戦となったものの、見事に勝利。逆境を覆した渾身のレースでした。