ダイワスカーレット(第53回/2008年)
「ダイワスカーレット」は、2006年から2008年にかけて活躍した“ミス・パーフェクト”の異名を持つ競走馬。通算成績は12戦8勝、しかも敗れた4レースはすべて2着の「12戦連続連対」という牝馬最多記録を持っています。同時代に歴代最強牝馬といわれたウオッカとは、同じ2004年生まれの牝馬同士であり宿命のライバルという関係でした。
そんなダイワスカーレットが優勝したのが、2008年に開催された「第53回有馬記念」。牝馬としては実に37年ぶりとなる有馬記念制覇という快挙を成し遂げました。翌年、ドバイワールドカップを目指して調整していたダイワスカーレットですが、故障が判明し、惜しまれつつも現役を引退。この有馬記念が事実上のラストランとなりました。
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あなたが好きな平成の歴代「有馬記念」優勝馬は?
ここまで、平成の歴代優勝馬から3頭を紹介しました。その年の最後の大舞台という性質から、競走馬たちの引退レースとなるケースも多く、毎年劇的なドラマが生まれる有馬記念。2024年はどんなレースになるのか、今から楽しみですね。