ゆきぽよ&ゆみちぃ姉妹がモアナからもらった“ビヨンド”な気持ち!「人生は山あり谷あり。自分の人生と置き換えて、勇気をもらえた」

海に選ばれた少女モアナが繰り広げる冒険を描いた長編ミュージカルアニメ『モアナと伝説の海』(16)。その3年後の舞台を描く続編映画『モアナと伝説の海2』が公開中だ。本作の世界興収はすでに6億ドル(約900億円)を突破し、2024年の最後を飾るビッグウェーブとなる超特大ヒットを記録している。日本でも2024年の洋画作品においてNo.1のオープニングスタートを切り、累計動員数は135万人、累計興行収入は18億4,958万円を突破し、早くも“モアナ旋風”を巻き起こしている。さらに12月9日に発表された第82回ゴールデン・グローブ賞でアニメーション映画賞にノミネートされた。


ゆきぽよ&ゆみちぃ姉妹が大興奮!映画『モアナと伝説の海2』は4DX鑑賞がおすすめ / 撮影/杉映貴子
海の世界の美しい映像や、一度聴いたら心に刻み込まれるエモーショナルな楽曲、仲間たちとの絆に胸が熱くなるストーリーが展開する本作をもっと楽しむ方法を探るため、MOVIE WALKER PRESSでは、モデル、タレントとして活躍するゆきぽよ&ゆみちぃ姉妹に4DXで鑑賞してもらい、映画の感想、そしてモアナから受け取ったメッセージについて語ってもらった。

モアナが故郷モトゥヌイ島の危機を救ってから3年。すべての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”となったモアナは、失われた島・モトゥフェトゥを探す旅に出る。この島はかつてすべての海の民をつないでいたが、人間を憎む嵐の神ナロの呪いで海に沈められたとされていた。偉大な祖先たちも果たせなかったモトゥフェトゥを復活させる大役を果たすため、モアナは仲間を募り大海原に旅立った。

■「揺れが映像とマッチしているから、すごくリアル」(ゆきぽよ)


モアナと一緒に船に乗って冒険に旅立ったような気持ちに! / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
4DXは体感型の映画上映システムで、前後左右や上下に動くモーションシートや水や風、香り、フラッシュなど様々な特殊効果によって、映画を体全体で体験することができる。4DX初体験のゆみちぃは「ちょっとうるさいかな?ってくらい声を出しちゃったけれど、シートが揺れるとどうしても『わー!』って言っちゃう」と照れ笑い。慣れるまでは揺れ自体に声が出てしまったが、すぐに物語に没入できたことで、揺れは船に乗っている気分に切り替わったともコメント。「揺れが映像とマッチしているから、すごくリアル」と話した4DX好きのゆきぽよも、「自分がモアナのチームの一員となった気分ですごく楽しかったです!」と大満足。チームの一員になった気分も“リアル”だったようで、「エンドロールに自分の名前が出てくるんじゃない?と思っちゃった(笑)」と、本作の没入感をユーモア交えて表現していた。


観終わったゆきぽよ&ゆみちぃ姉妹はずっと『モアナと伝説の海2』の歌を口ずさんだ / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
前作から3年を経ち、故郷の島を守るだけではなく世界を再びつなげるというより大きな使命を背負ったモアナは、祖先たちも果たせなかった呪いで失われた島へ漕ぎだす。モアナの危険な冒険は前作よりもさらにスケールアップ。ゆきぽよとゆみちぃは楽曲も前作以上にパワーアップしたと感じたそう。一度聴いたら、心に強く刻まれる楽曲のラインナップにすっかり心を掴まれたようで、ゆみちぃは「一日中聴いていたい。全部の曲が好き!」と体を揺らしながらニッコリ。「帰ったらすぐに全曲ダウンロードだね」と話すゆきぽよに、「歌詞も感銘を受けて、とっても感情移入しちゃう」と応えたゆみちぃ。


ゆきぽよはマウイのラップもお気に入り! / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
ゆみちぃのイチオシはモアナが歌う劇中歌「ビヨンド ~越えてゆこう~」で、“わたしはモアナ”と大声で歌いたくなる楽曲だと、両手を広げ気持ちよさそうに歌いあげる。ゆきぽよのイチオシは、モアナの相棒・マウイが歌う劇中曲「できるさ!チーフー!」。「すごくいいことを歌っている歌詞のはずだけど、やっぱり1回で全部聴き取るのは難しい。特にラップとかはテンポが早いから、しっかり歌を覚えてから、どっぷり浸りたい!」と早くもリピート鑑賞への意欲を見せていた。

■「モアナのように励ます人にもなりたいし、みんなのために立ち上がる人にもなりたい」(ゆみちぃ)


【写真を見る】ゆきぽよ&ゆみちぃ姉妹もメロメロ!?プアとヘイヘイ、モアナのかわいいぬいぐるみと一緒に撮影! / 撮影/杉映貴子
モアナが迷いながら前進するなかの葛藤もしっかり描かれているストーリーにもグッと引き込まれた2人。「すごく考えさせられた」と切りだしたゆきぽよは「人生は山あり谷あり。自分の人生と置き換えて、勇気をもらえました。モアナが乗り越える姿から、自分もいまある課題を全部乗り越えてやる!という気持ちになって。頑張ろうと思わせてくれる映画です」としみじみ。


ゆきぽよ&ゆみちぃは「モアナになりたい!」と声をあわせる / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
「マジで感動した!」というゆみちぃは「出てくる人たちがみんないい人。登場人物それぞれに『自分もこうなりたい!』みたいな気持ちになります。なかでもやっぱりモアナが一番憧れます。モアナになりたい。モアナのように励ます人にもなりたいし、みんなのために立ち上がる人にもなりたい」とすっかり魅了された様子。自分がなにかを決断する時には必ずこの映画を思い出すとも話し、「人生の糧になるような映画!」と大絶賛した。


モアナ&シメアのシーンでは姉妹としての様々な感情が込みあげたよう / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
モアナとシメアと同じく、少し歳が離れた姉妹のゆきぽよとゆみちぃ。姉妹のシーンではより自分自身と重ねることが多かったと振り返る。「小さいころの友美(ゆみちぃ)を思い出しました。私がどこかに遊びに行こうとすると、ハイハイで追いかけてきて大号泣していたのを思い出して…」と優しい眼差しで思い出話をするゆきぽよに、「全然覚えてない!」と反応するゆみちぃ。いまではいろいろなことを相談し合う“友達”のような関係だが、幼いころはゆみちぃがかなりのお姉ちゃんっ子だったことが発覚。「東京タワーに登った時に、友美の写真を撮りたいから離れようとするんだけど、ついてきちゃって。写真を見ると、離れたくない友美が私の首を掴んでる(笑)。完全にヘイヘイ状態になってた!」というゆきぽよからの暴露に、ゆみちぃは「え?私、めちゃくちゃかわいい!」とご満悦だった。


個性豊かな仲間も旅に参加!モアナと彼らが育む絆にも注目 / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
2人はモアナと共に旅に出る仲間たちにも成長を感じたという。植物を愛する料理担当の老人、ケレに注目したゆきぽよは、「モアナはたくましくなっているし、マウイにも成長を感じたけれど、私はケレが一番旅のなかで成長したと思う。最初は『早く陸地に帰りたい』と言ってたけれど、頑張って泳ごうと習う姿なども見せて、一番たくましくなったかもしれない!」と笑顔で語る。ほかにも、モアナとマウイのことが好きでたまらない伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の女性ロトという新しい仲間が登場。ぶたのプア、ニワトリのヘイヘイもかわいらしい活躍を見せるからお見逃しなく!


マタンギとモアナのやりとりはゆみちぃがもう一度観たいポイントとのこと / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
さらに、ゆみちぃはコオモリを操る謎の女性、マタンギの存在が気になったようだ。「謎キャラだから、いい人なの?悪い人なの?と気になってソワソワしちゃった(笑)。2回目観るなら、どういう人なのかわかった状態で、モアナの反応もしっかり注目して、物語に集中したいです!」。

■「メイクは崩れます(笑)。メイク道具は持ってきたほうがいい!」(ゆきぽよ)


水の演出&映像は迫力も“ましまし”! / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
本作でモアナの成長を感じたゆきぽよは、早くも「次、あるんじゃないの?」と次回作への期待を口にする。もし続編があるなら「モアナがお母さんになる姿が観たい。モアナ自身に“おちびちゃん”ができて、新たな強さを手にしたモアナが観たいし、自分のおちびちゃんが成長することでまた新たな葛藤が生まれて、どう乗り越えるのか?が観たいです」と“越えてゆくモアナ”に思いを馳せる。さらに、ゆみちぃは本作での“おちびちゃん”であるシメアもお気に入りのようで、「ずっと涙を浮かべているけれど、我慢するんですよね。私だったら、抱きついて『行かせない!』って泣きながら絶対離さないもん!」と感心する。ゆきぽよも「ちっちゃい体で堪えているのが“すごい!”って抱きしめたくなる。相当強い女性になると思います!」と太鼓判を押していた。


4DXでは目の前に海が広がっている気分が味わえるとノリノリに / [c] 2024 Disney. All Rights Reserved.
最後に、4DXで『モアナと伝説の海2』を鑑賞する心構えを教えてくれた。ゆきぽよは「水がすごいって聞いていたけれど、想像以上にすごいから、メイクは崩れます(笑)。メイク道具は持ってきたほうがいい!本当に濡れたくないならカッパ(笑)」とアドバイス。ゆみちぃは「4DX初めてだと揺れがどの程度かわからないと思います。急に背中に衝撃を感じたりして思わぬところで声が出ちゃうから、大声を出さないようにっていう心構えが必要かも」とニヤニヤ。雷の演出も印象的だったと話した2人は「雷を存分に浴びるなら後の席がおすすめかも!」とのこと。ぜひ、これから観る映画ファンは参考にしてみてほしい。


4DX大好きなゆきぽよと映画『モアナと伝説の海2』で4DXデビューのゆみちぃ / 撮影/杉映貴子
ゆきぽよ&ゆみちぃの感動ポイントや4DX鑑賞時のアドバイス、さらにはリピート鑑賞への意気込みなどを参考に、“南国ましまし気分”になれる4DXで存分に『モアナと伝説の海2』の世界を堪能しよう!

取材・文/タナカシノブ