ハイブリッドディスプレイテクノロジーで画面も見やすい!
そして画面には、世界初を記録した歴史を振り返らせてくれるようなデジタル表示を採用しています。
オリジナルモデルはボタンを押さないと点灯しないLED仕様だったのですが、今作では反射型LCD(液晶ディスプレイ)と発光するOLED(有機発光ダイオード)を組み合わせたハイブリッドディスプレイテクノロジーを採用。右側のボタンを押すとOLEDが点灯してしっかり明るく表示されるし、数秒でOLEDが消えたあとも常時点灯しているLCDによって時刻を確認できる仕組みです。いくら傑作とはいえ、ボタンを押したときにしか時刻表示されないというのは実際キビシイので、そこはよいアップデートだと思います。
ボタンを押し、OLEDによる煌々とした明かりが腕元に照らされる様子はなんだかSFの世界のようで、子供心のワクワク感がよみがえりますね。
さらに今作は他の復刻モデルとは違って、左側にセコンドボタンを新設。秒も確認できるようになっています。
(広告の後にも続きます)
【総評】“気分がアガる時計”の大正解だ!
「気分がアガる」ものとしてこれほど大正解な時計はないのではないでしょうか。宇宙を思わせるレトロフューチャーなデザインは素晴らしいですし、40代の私にとっては童心に返るような想いもあります。復刻モデルそのものが、時の流れを振り返らせる装置でもありますよね。
カッコいいデジタルウォッチにあこがれていた若いときを思い出して、「あの頃思い描いていた大人になれているのかな」なんて独りごちてみたり……。もちろん、今まさに若い方にとっても絶対に刺さるデザインだと思います。
いやぁ、時計って本当にいいものですね。それではみなさん、また次回。
問い合わせ:ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7371
公式webサイトはコチラ
文/奥家慎二 構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典