ローソン、レッドブルF1昇格決定は「生涯の夢だった!」と喜び爆発。世界王者フェルスタッペンからの学びにもワクワク

 12月19日(木)、レッドブル・レーシングは2025年のドライバーとしてリアム・ローソンを起用することを発表。トップチームへの昇格に、ローソン本人は「生涯の夢だった」と語った。

 今年パフォーマンスで苦しんだセルジオ・ペレスの後任として加入するローソンは、リザーブドライバーとして2023年に負傷したダニエル・リカルドの代役としてF1にアルファタウリ(現RB)から5戦出場。2024年もシーズン当初は控えに回ったが、リカルドの後任として6戦に出場した。

 経験値で勝るチームメイトの角田裕毅にローソンは予選で7対2(スプリントを除くと6対0)と負け越し、コンビを組んだ期間ではポイント獲得数でも及ばなかったが、レッドブル陣営は技術的なフィードバックや精神面で秀でていると判断。ニュージーランド出身の22歳を起用することを決めた。

「オラクル・レッドブル・レーシングのドライバーとして発表されることは、僕にとって生涯の夢であり、8歳の時から望み、取り組んできたことだ」

 ローソンはレッドブル・レーシング昇格を受けて、そうコメントした。

「これまでの道のりは信じられないようなモノだった。支えてくれたVCARBのチーム全員には心から感謝している。この6戦は、次なるステップへの準備に大きな役割を果たした」

「僕を信じてこの機会を与えてくれたクリスチャン(ホーナー/チーム代表)、ヘルムート(マルコ/モータースポーツアドバイザー)、そしてレッドブルファミリーのみんなに感謝したい」

「マックスと一緒に仕事をして、世界チャンピオンから専門知識を学べることをとても楽しみにしている。早く始めたくてたまらないよ!」