『STAR NAVIGATION 2024〜TRIPLE SUMMIT〜』後楽園ホール(2024年12月19日)
○ダガ&ルイス・マンテvs佐々木憂流迦&AMAKUSAvs丸藤正道&HAYATAvsタイタス・アレクサンダー&Eita×
元日・日本武道館大会のGHCジュニア王座戦に向けた最後の前哨戦でも王者・ダガが挑戦者・Eitaから直接ピンフォール勝ち。ダガが圧倒したまま60分3本勝負で行われる武道館決戦を迎えることになった。
Eitaが1年越しの雪辱を宣言して武道館でのジュニア王座戦が決定。これまでの前哨戦はダガが圧倒してきたが、最後の最後まで流れは変わらなかった。
年内最後の後楽園大会で最後の前哨戦。『MONDAY MAGIC』枠の4WAYタッグ戦で行われ、ダガはDRAGONGATEのマンテとのタッグがサプライズ実現した。試合では中邑真輔戦を控える憂流迦が、中邑ばりに“たぎって”からのキンシャサを発射したり、丸藤がノータッチトペを繰り出すなどして大きな盛り上がりをみせたが、最後にやり合ったのはやはりダガとEitaだった。
マンテとの誤爆を誘ったEitaが、ダガ&マンテ組を完全に仲間割れに追い込むと、Imperial Unoを狙う。ところがキャッチしたダガは“逆”Imperial Unoを叩き込むや、一気に必殺ディアブロウイングスを繰り出して、完璧な3カウントを奪ってみせた。
またしても敗れたEitaの顔面を踏みにじったダガはベルトを掲げて「マイベルト!」と何度も連呼。「武道館まで俺は最後の最後までリアルチャンピオンであることを示した。ベスト・オブ・ザ・ベストだ。すべては俺のもの、TEAM 2000Xのものだ」と豪語した。
一方で雪辱を見据えながらも、逆に苦境に追い込まれたEitaだが「あいつのやり方、スタイル…お見通しだよ全部。必ずリベンジする」と闘志は消えず。「極限までやり合う」という60分3本勝負での武道館決戦も、このままダガの圧勝に終わるのか――。
【Eitaの話】「1・1日本武道館、今日は最後の前哨戦だったけどよ、4WAYってこともあってよ、なかなかあいつとやり合うことができなかったけどよ。あいつのやり方、スタイル、全部お見通しだ。必ずリベンジする」