大阪なんばで「金龍ラーメン」を運営する金龍製麺は、「金龍ラーメン相合橋本店」(※建物老朽化のため2024年4月から休業)の建て替えリニューアルプロジェクトを開始。12月19日早朝、店のシンボルである龍の立体看板の撤去工事が行われた。

2011年5月から店のシンボルとして街の人に愛されてきた龍の立体看板。今回、立体の龍が撤去されたあとの工事壁面には、「龍が忽然と姿を消して、穴だけが残された様子」が描かれたシートが、12月26日までの期間限定で出現している。

なお、「相合橋本店」から約100メートルに位置する「金龍ラーメン道頓堀店」など、ほかの店舗は引き続き営業中だ。

「金龍ラーメン相合橋本店」は、金龍ラーメン全5店舗のうち、2番目の店舗として1984年10月に営業を開始。豚骨と鶏ガラでとったスープ、チャーシュー、すっきりと口にしやすい細麺のラーメン、そしてニラキムチや白菜キムチが食べ放題、24時間営業という「金龍ラーメン」のスタイルは、当時から今に至るまで受け継がれている。

そして、お店のシンボルになっている、建物から飛び出る様子を再現した龍の立体看板は、2011年5月に設置。2024年4月から建物老朽化に伴う臨時休業に入り、約40年の営業にいったん区切りをつけることになったが、建物解体・建築工事を経て、2027年秋にリニューアルOPENを予定している。

同社は「新しい店舗のデザインやコンセプトはこれから作りあげていきますが、これまでの金龍ラーメンの暖簾を大切にしながらも、時代の変化を先取りするような新しい金龍ラーメンにふさわしいお店づくりを目指していきます」とコメントしている。