ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』新公開日は2025年6月!謎だらけの新場面カット公開

『パラサイト 半地下の家族』(19)のポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』の日本公開日が、2025年2月7日(金)から新たに2025年6月6日(金)に変更。あわせて、新たな場面カットが解禁された。

本作はエドワード・アシュトンによる小説「ミッキー7」を原作にしたサスペンス映画。主演は『テネット』(20)、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(21)のロバート・パティンソン。共演には、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、そして「アベンジャーズ」シリーズのマーク・ラファロら実力派キャストが集結している。

主人公は、人生失敗だらけの男ミッキー(パティンソン)。一発逆転のために申し込んだのは何度でも生まれ変われる夢の仕事…のはずだった。よく読まずにサインした契約書は、過酷な任務で命を落としては何度も生き返る究極の“死にゲー”への入り口だった。身勝手な権力者たちの指示で生命と労働を繰り返し搾取され、使い捨てられるミッキー。そんな彼の前にある日、手違いで自分のコピーが現れてしまう。2人のうち、生き残れるのは1人だけ。ミッキーの逆襲がはじまり、そして事態は予想を超えた展開を見せていく。

このたび解禁されたのは新たな場面写真。戦闘モードで雪原に立つミッキーが2人いる衝撃的な一枚て、彼らの胸部には一目で見分けられるように「17」と「18」のナンバーがマーキングされている。ミッキー17はポーカーフェイスでなにかを見つめており、別角度に視線を向けるミッキー18の左頬には傷跡があるようだ。2人の背後には無数の生命体らしき影が見て取れる、ストーリーへの期待が高まる写真となっている。

新作を発表するたび映画ファンを驚かせるジュノ。5年ぶりの新作で、彼がどんな世界を見せてくれるのか期待は膨らむばかりだ。

文/スズキヒロシ