北欧の伝統を受け継ぐブランド「Dalum(ダーラム)」によるトナカイファーのPOP UPを12/20(金)より開催。北欧、スカンジナビア半島北部に住む先住民族「サーミ族」から買い付けた貴重なトナカイファーのラグを展開する。ひとつとして同じものがない、自然が作り出す美しさとの一期一会をお楽しみいただきたい。
トナカイファーの持つ温かみと風合いを感じられる機会をぜひ
「UNBY GENERAL GOODS STORE」にて、スカンジナビアの伝統的な文化を受け継ぐアウトドアブランド「Dalum(ダーラム)」のPOP UPが開催される。
今回のPOP UPでは、北欧のスカンジナビア半島北部の先住民族「サーミ族」から買い付けたトナカイファー「Ward(ワード)」を展開する。「Ward(ワード)」は、スウェーデンの少数の地域で話されるエルフダーレン語で「トナカイのファー」を意味する。
トナカイファーとの出会いはスタッフとお客様との交流の場としてUNBY STORE 三田店で不定期開催されているキャンプミーティング。テントサウナのブースをDalumの国内代理店を務めるUPIさんにお願いしたところ、トナカイファーを貸し出していただき、スタッフはじめお客様もトナカイファーの暖かさと肌触りの良さを体感。
さらに、古来からサーミ族の生活に根付いてきた伝統文化としての側面、それを守り広げていこうとするDalumの想いに共感する形で、今回POP UPを展開する運びとなった。
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サーミ族のトナカイファーと伝統。
トナカイの毛は中に空洞があり、そこに空気を多く取り込んで暖かさを保つという特徴を持っており、極寒の北極圏で古くからトナカイの放牧を生業として生活を営んできたサーミ族の暮らしを支えてきた。彼らが放牧するトナカイは古来から、肉は食用として、角は工芸品として、毛皮は暖をとるものとして、余すところなく活用されてきた。北欧を取り巻く国際情勢の歴史の中で開拓や統治者の変遷などによる影響を受けながらも、その伝統は守り続けられ、現代にまで続いている。
トナカイの減少と近代化によってサーミ族の中でトナカイ放牧民としての暮らしを続けている人の数は減っているものの、貴重な伝統文化として今後も受け継がれていくに違いない。