その一方で・ツリーランに潜む危険に注意
ツリーランすごい楽しい! という一方で、森の中のむき出しの自然には、危険が潜んでいることも当然ある。
視界が悪くなったときの立ち木への衝突や、誤って沢へ滑り込んで出てこれなくなる道迷い、木の根元の穴や切り株に引っかかり大転倒、強風時の雪の落下など、事故のリスクがあるのは事実。ひとつ間違えば大変なことになる。だからこそ、安全滑走には最大の注意を払いたい。
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ツリーランを安全に楽しむために
ツリーランエリアの滑走に事前講習が必須だったり、誓約書へのサインや腕章・ビブス着用が義務づけられているスキー場もある。また、安全対策でヘルメットやプロテクターの着用や携帯電話必携などの条件をつけたり、強く推奨しているスキー場が大半だ。しっかりとルールやマナーを守って楽しみたい。
また、自分の技量を過信しないことも重要だ。思わぬ危険が潜むツリーの中を注意深く滑ることができる、また必要な際には柔軟に危険回避をしながら安全滑走できる技術が備わっていないうちは慎重な判断が必要だろう。