結婚するなら好きな人! もちろん一番好きな人とする。理想というより、それが当たり前! それが結婚!……と思っている女の子。
ちょっと待ってください! 好きな気持ちだけで結婚したら、それは大きな間違いかもしれません。
そんな夢のない話聞きたくない!とはじめから拒否せずに、ちょっと想像してみてはいかがでしょう?
今回は一番好きな人と結婚するデメリットについて詳しくお話します。
1. 大好きな人と結婚した女の子のデメリット
大好きな人と結婚した女の子のデメリット
「一番大好きな人と結婚し、人生を共に歩む」それが子供のころから「理想の結婚」だと信じていませんか?
でも、その考え方って絵本や映画、マンガの影響が大きいのかもしれません。
ドラマティックな大恋愛の先に、幸せな結婚をすること。これが王道のように思われていますが、結婚後の現実はもっと生活臭にあふれたものです。
当たり前ですが、一緒に暮らし、毎日の家事をこなしていかなければいけません。「好きな人のためだから頑張れる!」という人もいるでしょう。
でも、自分が病気の時も仕事が忙しい時も彼に尽くし続けることはできますか?
「私の結婚相手は家事も積極的にしてくれる人かもしれない」と思う人もいるでしょう。
もちろん大好きな人が家事好きで、負担がなくて楽♪というケースもあります。
ただ、ほとんどの人が男女関係なしに、「家事は面倒くさい」と思っています。(だからこそ家事が楽になるグッズやハウツウ番組が人気なんです)
特に男性は育ち方や環境、脳の仕組みや生活習慣から家事に不慣れな人は珍しくありません。
「一番好きな人は家事が大好き」なんてラッキーなことは、非常にまれなことです。
残念ながら好きで夢中でいられる気持ちって、持続させるのは難しいもの。
特に結婚して家事を手伝ってくれない男性にイライラを募らせていけば、好きな気持ちだってしぼんでしまうと思いませんか?
数年は持っても、数十年先、彼がおじさんになっても、その好きな気持ちだけで頑張る覚悟はありますか?結婚生活は家事だけが問題ではありません。
病気やケガによって多額の治療費がかかったり、仕事を辞めたりリストラされたりすることだってあります。
子供がいれば養育費、少なくとも夫婦二人の生活費などなど、お金の心配は常につきまといます。
下手をすると相手の実家が金銭問題を抱え、自分たち夫婦が援助をするなんてことも。
そんなお金の問題を、「好き」という感覚だけでどうにかするのは難しいでしょう。
彼の経済力や判断力、価値観よりも「好き」という感情を優先した場合、苦労させられる確率はグッと高まります。
お金のやりくりをしているのに、旦那は空気を読まずに新しい車を勝手に購入してしまう!こんな話も珍しくありません。
人生は思いのほか長いから先は読めないもの。予期しない事態は多々起こるでしょう。
そんなときに好きな人は頼りになる人ですか?足を引っ張りませんか?自分だけが常に頑張ることはできますか?簡単にYESとは言えないですよね。
少なくとも、人生を共にするパートナーを、好きな気持ちの順位だけで決めてしまうのはリスクが高いかもしれません。
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2. 彼が貧乏でもおじさんになっても頑張れる?
「好きな人と結婚できるのにデメリットなんてある!?」そう思うピュアな女の子も多いはず。
でも結婚したら毎日スッピンを見せなきゃいけないし、スッピンどころか無防備な寝顔を見られ、寝言やいびきを聞かれ、生理中のむくんだ具合悪い顔も見られてしまうんですよ。
こういう恥ずかしいところって、好きな人にこそ見られたくないと思いませんか?できれば好きな人にはキレイなところしか見て欲しくない!いつもかわいいって思っていて欲しい!そう思うのが女心ですよね。
そんな女心を維持できないのが結婚生活です。
毎朝彼より早く起きてバッチリメイクするし、彼より後に寝る!どんなに具合が悪くても気合で乗り切る!彼にガッカリされないよう、好きな気持ちだけで頑張る決意をする健気な女の子もいるでしょう。
でも、逆に彼の嫌な部分も見てしまうんですよ。好きな彼のいびきを聞き、好きな彼のだらしない格好を見て、好きな彼が義母に甘えるところなんかも見てしまったり!
自分をよく見せ続けることに疲れてしまう、相手の嫌なところを見て幻滅してしまう。
結婚すれば大なり小なりぶつかる問題ではありますが、相手への気持ちが強いほどダメージは大きくなります。
ダメージに気づいたときのショックは相当なものですし、ダメージをくらわないよう努力するのは非常に疲れるもの。そんなことを後何十年も続けるのか……と思えば、考えただけで気絶するかもしれません。
特に、恋愛中に最高に好きだった人ほど、その後は気持ちが下降していきます。
好きな人には理想を反映し、完璧な男性像を作ってしまうからです。
結婚してマイナス面を見れば、さらに急下降してしまうでしょう。結婚したら「一番好きだったはずなのに、その気持ちが思い出せなくなる」そんな悲しい思いをするかもしれません。