現地時間19日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、今オフにフリーエージェント(FA)となったテオスカー・ヘルナンデスが元所属チームと再契約する見通しを報じた。しかし、そのチームはドジャースではないようだ。
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同メディアは、米放送局『ESPN』のデビッド・ショーンフィールド記者によると、「ヘルナンデスの移籍先としてドジャースを挙げたが、最終的にトロント・ブルージェイズと、3年6600万ドル(約103億円)で契約するだろう」と予測した。
ヘルナンデスは、2017年から2022年までトロント・ブルージェイズでプレーし、2020年にシルバースラッガー賞を受賞。翌シーズンには初のオールスター選出を果たしている。
一方ドジャースは、12月初旬にマイケル・コンフォートと1年1700万ドル(約26億円)の契約を結んだ。ドジャースはまだヘルナンデスとの再契約に関心を持っているようだが、ショーンフィールド記者は、「コンフォートの加入により、ヘルナンデスとの契約の可能性が低くなる」と分析している。
さらに、同記者は「ドジャースが守備をどれほど重視しているかを考えると、外野の両コーナーでヘルナンデスとコンフォートを同時起用することは考えにくい。だから、ヘルナンデスは5シーズンレギュラーとしてプレーし、2021年にはオールスターにも選出されたトロントに戻ることになるかもしれない。ブルージェイズは明らかに打撃力を求めているため、復帰は十分に考えられる」と見解を示した。
ヘルナンデスの去就は、今後のFA市場の行方を左右する重要な要素のひとつとなるだろう。今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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