「育ててもらったライブです」
公演終了後、シカゴ実業、ニッポンの社長、隣人、豪快キャプテン・べーやん、ジョックロックが囲み会見に応じました。
「マンゲキ10周年Premium Live」の第1弾に、『濁』が選ばれたことを、主催の山本はこう語ります。
「毎回超満員でもなかったし、別に配信もバカ売れする、という感じでもなかったのに、こんな機会で第1弾に選んでくれたということは、社員さんも『いい』と思ってくれてたんや、というのがありがたかったです」
相方の中川ひちゃゆきは、「もともとポイさん(山本)がピンのときにやってた『濁』に呼んでもらってて、僕も出演者のひとりやったんですけど、それからコンビを組んで、劇場に上がってからもやってくれていたから、僕もめっちゃうれしかったです」としみじみ語ります。順風満帆ではなかった時期も含め、長い歴史のある企画ライブだけに、この日の出演メンバーも、それぞれ感慨深い思いがありました。
出典: FANY マガジン
「いちばん覚えているのが、10年くらい前、僕がバトルで負けたときに、山本さんが『ライブやるから』と声をかけてくれたんです。そのとき『濁』はインディーズライブでやってて、山本さんは劇場メンバー入りしていたけど、『劇場入りしていない奴らで逆襲しようぜ』って。それがいま、ここ(マンゲキ)でやらせてもらえるようになって。最初は自分らだけでやってたようなライブやから、すごくうれしい。エモいっすね」(ニッポンの社長・辻皓平)
「僕もニッポンの社長を組んですぐ、山プロさんに呼んでいただいたことがきっかけなんですけど、ネタ尺も『自由にやっていいよ』と言っていただいたり、ずっと出てる、いちばんお世話になっているライブです」(ニッポンの社長・ケツ)
出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン
「僕らは『濁』のメンバーになれたのが、最後の半年くらい。それまではずっと毎回ゲストで呼んでもらってて、『レギュラーにしてくださいよ』って言い続けて最後の最後でレギュラーにしてもらいました。『濁』では月に1回、大好きな先輩のガオ~ちゃんに会えるのがすごく楽しみで、うれしかったです」(隣人・中村遊直)
「育ててもらったライブです。辻さんも話してましたが、『濁』の始まりは、輝いていない人らの集まりで、それがここまで大きくなりました。それで、新しいユニットライブ『俺たち!メチャ売れ軍団〜発足〜』として、シカゴさんと隣人と豪快キャプテンとスーズさんで、『濁』みたいに大きくなっていこう! とやってくださったんですけど、そっちのライブは最後の方はお客さん8人ぐらいやったんです……。それでも僕はあきらめていない! またどこかで“『濁』傘下”のライブみたいな感じで大きくしていきたいなと思っています」(隣人・橋本市民球場)
(広告の後にも続きます)
全員がインディーズ時代の顔になっていた
「『濁』のインディーズ時代、僕は出てないんですけど、相方の山下ギャンブルゴリラさんが前のコンビで呼んでもらっていました。僕らが豪快キャプテンを組んだあとも呼んでいただいて、感謝してます」(豪快キャプテン・べーやん)
出典: FANY マガジン
「僕がインディーズライブを観ていたときにブイブイ言わせていた方たちのライブに呼んでいただいた感じです。僕が1~2年目に『すごいな』と思って観ていた方々で、今日の『濁』の舞台袖は、皆さん、いまの顔じゃなくて、全員が20代のころのインディーズ時代の顔になってました(笑)。むかしの、あのときのインディーズライブや! って感じてエモかったです」(ジョックロック・福本ユウショウ)
「僕はいま、20代半ばで『濁』を知らないんです。でも皆さんの舞台袖での雰囲気が『楽屋に戻るんじゃなくて、ふつうに舞台袖でみんなと観たいな』という雰囲気の中でネタを観ていて、すごく幸せな空間でした。みんなで切磋琢磨して劇場に上がってきたりしたんだなと考えると、僕もシカゴ実業さんを見習って、『濁』ではなく『透(すきとおり)』みたいなライブができたらいいなと思いました」(ジョックロック・ゆうじろー)
出典: FANY マガジン