超実写プレミアム吹替版『ライオン・キング:ムファサ』尾上右近&松田元太が語る!ムファサとタカの絆とオーディションの裏話

【最高のお楽しみの中に学びがあるのがディズニーの魅力】

―ディズニー作品が大好きだと聞いていますが『ライオン・キング』以外に好きな作品はありますか? ディズニー作品の魅力について聞かせてください。

右近「大人も子どもも大好きだし、シンプルに楽しめて、かつ、深い学びも得られるところがいいですね。個人的に好きなのは『アラジン』『ファインディング・ニモ』。『アナと雪の女王』は劇場で2回も見ました。『アナ雪』は没入感があるんですよ。でもいちばんはやはり『ライオン・キング』です」

松田「僕は小さい頃からディズニーが大好きなんです。幸せな気持ちにさせてくれるし、ディズニー映画でいろんな学びを得てきました。『スティッチ』には友情の大切さ、『トイ・ストーリー』にはおもちゃを大切にすること。僕の人生を作ってくれたのはディズニー作品だと思っています。好きな作品は『リメンバー・ミー』と『モアナと伝説の海』。松田家はミュージカルごっこをするんですが『モアナの伝説の海』でマウイが歌う「俺のおかげさ」は、僕の十八番。Travis Japan のライブ前も必ず聴く曲で、マウイの気分でライブに臨んでいます!」

―最後に『ライオン・キング:ムファサ』は楽曲も素晴らしいので、歌の魅力について教えてください。

右近「ムファサはしっとり系というか孤独感みたいなものが際立つように歌うことを意識しました。みんなで歌ったり、兄弟で歌ったり、ラブソングも歌ったりしましたが、それぞれの楽曲にムファサが抱えているものが横たわっている感じがします。でも歌だけが突出している作品ではなく、あくまで物語に歌が寄り添っている。そこの絶妙な匙加減も楽しみにしてほしいですね」

松田「タカは無邪気な感じが歌にも表れています。もう心の声が歌になって溢れてきちゃうような。そんな楽しい歌もあれば、スカーになる感情を表現するときの歌はガラッと雰囲気が変わります。そのタイミングを逃さないように歌いました。ぜひ見て楽しんでほしいです」

◾️尾上右近さん(おのえ・うこん)

1992年5月28日生まれ。歌舞伎伴奏音楽の清元唄方もつとめる歌舞伎界の二刀流。活動は幅広くミュージカル「ジャージー・ボーイズ」、「衛生~リズム&バキューム〜」、映画『燃えよ剣』(第45回日本アカデミ一賞新人俳優賞受賞)などに出演。近作は『身代わり忠臣蔵』『十一人の賊軍』『八犬伝』(2024)

◾️松田元太さん(まつだ・げんた)

1999年4月19日生まれ。Travis Japan のメンバー。2022年10月に「JUST DANCE!」で全世界配信デビュー。2024年「Travis Japan World Tour 2024 Road to A」を世界6都市で開催。俳優としても活躍の場を広げており、2024年は『東京タワー』(テレビ朝日)、『ビリオン×スクール』(フジテレビ)に出演。

ライオン・キング:ムファサ

2024年12月20日(金)全国ロードショー

(c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

取材&文:斎藤 香(c)Pouch

尾上右近さん

ヘアメイク: 西岡達也(Leinwand) スタイリスト: 三島和也(Tatanca)

松田元太さん

ヘアメイク:宇佐見順子(JOUER)スタイリスト:日夏(YKP)

衣装クレジット

尾上右近さん:ジャケット、パンツ/Ohal(オーハル)

松田元太さん:ジャケット、パンツ/CULLNI(Sian PR)