・タソガレドキ
そういう感じでいつもと違う土井先生の姿と共に普段のTV版にはないシリアスさを楽しめる本作なのだが、私が最も気になったのは全く初見のキャラだった。その人物はポスターにも描かれている。
そう、雑渡昆奈門だ。この一番上の端に小さく写っている男である。映画では序盤から登場。タソガレドキなる勢力で頭をやっているらしい。
えっ、誰? てかタソガレドキってどこよ……? 私が見ていた1期には存在しなかった勢力だ。後でググったら14期から登場したらしい。
天鬼(土井先生)の戦闘シーンは土井先生のガチな戦闘力が見られて凄かったが、雑渡昆奈門は訳あって手加減した上で凄まじかった。そして人柄がだいぶイケメンという。
今回のメインは間違いなく土井先生個人で、次いで土井先生ときり丸の関係なのだと思われる。しかし私としては、ぶっちぎりで格好良かったのは雑渡昆奈門だった。
ところで映画冒頭では土井先生の過去と思しき、意味深な争いのようなものが描かれる。そして土井先生が天鬼化した原因は何だかんだでアレだけという点。もしかして天鬼の土井先生は、かつての彼の姿に近しいものだったりする……のか?
参考リンク:劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.