夜中に突然、「怖い」といって母を起こした息子。でも、息子が指す方向には何も見えません。母は「オバケかな?」と思いつつも、怖がる息子をなだめて再び眠ろうとしたのですが……。Instagramで公開されたマンガが、「ボーヤ、頑張れ!」と話題の作者、ダルダルのダル子さんにお話を聞きました。
マンガ「オバケを怖がる」のカット(ダルダルのダル子さん提供)
【マンガ本編】夜中に息子が何もない場所を指し「怖い!」 寝たい母のなだめ方が斜め上!
「怖い!」息子が指差す先に何も見えない…
夜中に何かを怖がる息子について描いたマンガ「オバケを怖がる」が、Instagramで5100以上のいいねを集めて話題となっています。
夜中に突然、「怖い」といい始めた息子。起こされた母は、息子が指す方向を確認しますが、何も見えません。怖がる息子をなだめて、再び眠り始めた母でしたが……。読者からは、「ボーヤ、頑張れ!」「うちの子もよく似たような行動を……」「ダル子さんのなだめかた、素敵です」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、ブロガーのダルダルのダル子さんです。Instagramやブログ「なんとかなれ」などでマンガを発表しています。ダルダルのダル子さんに、作品についてのお話を聞きました。
ーー息子さんは夜、何かに怖がることがよくあるのですか?
あまり眠くないのに横になっていると、天井の影などを見て「オバケ!」と騒いでいます。
ーー息子さんが「オバケ!」といったときの、印象的なエピソードはありますか?
まだ2歳であまり詳しくしゃべれないので分かりませんが……。もしかしたら本当に見えているのかもしれませんね。
ーー息子さんから「オバケ」と聞いたとき、どのように感じましたか?
影を見てそう思っただけかもしれないし、本物を見ているのかもしれないし……。どちらにしろ、大人にはどうにもできないので、「頑張れ!」という気持ちでした。
ーーダルダルのダル子さん自身は、オバケを見たことがありますか?
小さい頃、私には姉がいると思っていたのですが、家を引っ越したら姉がいなくなっていたんです。母に聞くと、「姉なんていないよ」といわれたことがありました……。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
子供が暗闇で怖がることは「育児あるある」なようで、共感やほほ笑ましいエピソードなどのコメントをたくさんいただきました。なかには、「2歳の息子は、私のうしろを指さして『ママ、これだあれ?』と聞いてきます」「娘に『怖いのがいるの?』と聞いたら『鬼大好き!』といってきたので、うちは鬼と同居していることが確定しました」など、皆さんのお子さんの『見える』言動についてのコメントもあり、とても印象的でした。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
オバケが本物かどうかはさておき、息子が私にこんなに泣きついてくれることは、成長して大人になったらないだろうな、と思ったからです。