現地19日、米誌『Sports Illustrated』は、ボストン・レッドソックスが2025年のプレーオフ進出を狙うのであれば、打線の強化が必要だと持論を展開した。
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レッドソックスの先発投手陣は2024年に非常に安定していたが、打線はシーズン前半こそ好調だったものの、後半には負傷者が相次ぎ勢いが失われた。また、レッドソックスは左打者が多いラインナップだったため、対戦チームから対策されやすかったこともマイナス要因だった。
そのため、レッドソックスは当然のことながら、フリーエージェントの右の強打者を獲得したいと考えている。その中でも最も頻繁に取り上げられているのが、ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデスで、昨年もレッドソックスへの移籍話が浮上したが、実現しなかったという経緯がある。
ヘルナンデスは結局ドジャースと契約し、キャリア最高のシーズンを送った。33本塁打、99打点を記録し、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献している。FAとなった今オフには、移籍先の候補としてレッドソックスの名前がよく挙がるが、再契約を目指すドジャースや、トロント・ブルージェイズなど他のチームも候補に挙がっている。
しかし、『The Athletic』のジェン・マキャフリー記者は、ポッドキャスト『Pod By The River』で「レッドソックスがわずかながら優位に立っていると考えており、オッズは60-40だ」と話した。
また、同記者は「ヘルナンデスは多くのレッドソックスの人たちと良好な関係を築いており、フェンウェイ・パークが好きだ。オッズを50-50と言うのはあまりにも平凡なので、少しだけ優位があると見て、60-40と見ている」と見解を示した。
レッドソックスがヘルナンデスを獲得すれば、チームにとって大きなプラスとなることは間違いない。今後の動向に注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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