メジャー公式サイト『MLB.com』が現地12月20日、MLBアリゾナ・ダイヤモンドバックスから今オフにフリーエージェント(FA)となっていた一塁手のクリスチャン・ウォーカーがヒューストン・アストロズと契約合意に達したと報じた。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 来年34歳を迎える遅咲きのウォーカーは、ここ3シーズンで平均31本塁打、94打点をマーク。24年シーズンは26本塁打、84打点に終わったが、左腹斜筋の負傷の影響がなければ、3年連続で30本塁打の大台に到達していた可能性が高いと言われている。守備面でも22,23年に2年連続ゴールドグラブを受賞し、攻守両面で質の高い一塁手だ。3年ぶりの世界一奪還を目指すアストロズにとっても、懸案事項となっていた一塁手に強打者を補強できたのは大きい。
昨年はチームのワールドシリーズ進出を支えたスラッガーの移籍に、ファンからは「アリゾナにとって悲しい日」「ノーーーー!」「ヒューストンは素晴らしい一塁手を獲得した」「アストロズにとって賢い取引だ」「素晴らしい動きをみせているね」と悲喜こもごもの反応がみられた。
また打撃面では昨季、同地区のロサンゼルス・ドジャースにはめっぽう相性が良く、打率.412、9本塁打、15打点、OPSは1.765と、地区内の相手のなかでは最も打ち込んでいる。それだけにドジャースファンからは「ドジャースキラーが消えた!」「これぞクリスマスミラクルだ」「彼がナ・リーグ西地区を去ったのはありがたい」「ハハハハ…ドジャースにとっては素晴らしいことだね」などと歓喜の声が上がり、地元メディア『Dodgers Nation』も公式Xで「クリスチャン・ウォーカーがドジャースのディビジョンからいなくなった!!!!!!」と興奮気味に伝えている。
なお、契約内容について、『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は、両者は「3年総額6000万ドル(約94億円)で合意した」と伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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