「いくらなんでもパチモンすぎる」パリ五輪・閉会式も“世界中から総ツッコミ”!? 世界的な美術品がまさかの姿…パリ五輪の“珍事件”を振り返る【2024 スポーツ記事 5位】

まさかまさかの伏兵がサッカーで決勝ゴール!

そしてこざきさんが、今大会の“目玉珍事”としてあげた競技はサッカー。男子準決勝のスペイン対モロッコ戦でとんでもないハプニングが発生した。

「まず、スペインのペナルティエリアには、十数羽のハトがうろうろ。選手が近くを走ったり、ボールが迫るたびにピッチ中央やら逆サイドにバタバタと移動しまくり。

選手たちが気になったかどうかは定かではないですが、観戦者にとっては観戦の集中を削ぐ超ジャマな存在に。いや、ハトたちはある意味そのときの主役だったのかもしれません」

同じくスペイン対モロッコ戦では、主審が選手と激突して、右足を負傷、審判交代というレアな出来事もあった。

「ハトが呪いでもかけていたのでしょうか!? さらに試合終了間際のゴールキックの際、なんと、ピッチ内にモロッコのユニフォームを着た観客が侵入! 

追いかけてくる5人の警備員をかわし、置かれていたボールを奪って、そのままスペインゴールにシュート&ゴール‼ その後、すぐに警備員に取り押さえられました。

もうなんというか、珍事られない、もとい信じられないこと続出です。想像の斜め上を超えるうっかりが起こる、それがオリンピックであると確信しました。2028年のロサンゼルス五輪でも、いやが上にも期待が募りますね、珍事発生の」 

次回、2028年の開催地はアメリカのロサンゼルス。TBSの人気テレビ番組『SASUKE』に似た障害物レースが採用されたり、野球やソフトボールの復活など、日本人にとってなじみの深い競技が増える。パリ五輪も大いに盛り上がったが、ロス五輪にも大きな期待ができそうだ。

取材・文/集英社オンライン編集部