〈祝・大谷結婚!〉「自慢しなかった奥さんは立派」「謎の喪失感がある」「夢の当選枠がひとつなくなった」衝撃ニュースに“自称・ワンチャンあったかもしれない女性たち”の反応は?【2024 スポーツ記事 2位】

2024年度(1月~12月)に反響の大きかったスポーツ記事ベスト5をお届けする。第2位は、大谷翔平が突然の結婚発表をしたときの街の声を取材した記事だった(初公開日:2024年3月1日)。突如、結婚したことを公表したメジャーリーグ、ドジャースの大谷翔平。多くの父親が「娘のムコに」と夢想した7億ドル男の超特大サプライズに、街の声はいかに。

「スキャンダルはないだろうし安心」

まずはサラリーマンの聖地、東京・新橋で聞いてみた。

「宇宙人と言われるなど人間離れしてる大谷さんも、恋愛にちゃんと興味がある、自分たちと同じひとりの男性だと知れてよかったです(笑)」(40代男性・コンサルタント)

「彼女の存在が今までバレてなかったのがすごいですよ。世の中の芸能人やアイドルも見習ってほしい(笑)。大谷はきっと結婚相手にも誠実だろうし、スキャンダルもないだろうって安心しちゃいますね」(40代男性・営業)

40代までの中堅世代は純粋にエールを送っているのに対し、50代になると「大谷の父親になり損ねた」感が浮上してくるようだ。

「娘と嫁が朝から『大谷と結婚したかったー』って話題にしてましたよ。娘は大学生なんですけど、友だちの女の子たちも軽くショックを受けてるみたいですよ。

でも、結婚相手もかなりプレッシャーがあるだろうし、羽生結弦さんみたいにまわりが原因で離婚とかにならなければいいですけどね」(50代男性・営業)

「最近、有名人の異性関係のニュースは暗いものばかりだったから、これだけ世の中が祝福ムードになるのは朝から気持ちいいですね。これまで一切バレてこなかったのを見ると、女性も立派な方なんでしょう。そこらへんの女性は自慢とか匂わせしそうですからね」(50代男性・デザイナー)

「娘が『こんな人と結婚したい』っていつも言ってたもんだから、昨日の夜に『叶わなくなったな』なんて茶化してやったんですわ。娘は少しだけ残念そうだったけど、『本気で大谷選手と結婚できるなんて思ってない』とも言ってたので、やっぱり雲の上の存在ではあるみたいですね」(50代男性・営業)

「妻の職場でも昨日の夕方からこの話題で持ちきりだったみたいで、どんな結婚相手なのかとすごく盛り上がったらしいですよ。羽生結弦さんのときもそうでしたけど、自分にチャンスがなくなったとかじゃなく、大谷さんがマスコットやアニメのキャラのような存在ではなくて、生身の人間だったと気づかされた…そんな感じのショックを受けてるみたい」(50代男性・IT)

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「ぜひ男の子を野球選手に…」

さらに初老から高齢者になると、早くも“大谷ジュニア”に思いを馳せる人たちも。

「大谷くんくらい優秀な野球選手はこの先出てくるかわからない。あの優秀なDNAを持つ子どもを作ったほうがいいと思ってたから、その第一歩ですね。

彼のお子さんがどんなに立派な野球選手になるのか今から楽しみですよ。どんな子育てするのか、参考のために教えてほしいですよね」(60代男性・建設)

「大谷さんは結婚おめでとうと思える、数少ない有名人のひとりだからうれしい。ぜひ男の子を産んでもらって野球選手として活躍してるところを見たいけど、それまで生きてられるかなぁ……。せめて大谷さんの子どもが高校野球で活躍するくらいまでは生きたい。長生きする活力になったかも」(70代男性・経営者)

次は若者の街、渋谷に移動。まずは「ワンチャン」あったかもしれない女性陣に聞いてみた。

「大谷さんってみんなの憧れだから、結婚するだけで謎の喪失感みたいなものがありますね。例えるなら、学校一の人気者に彼女ができる感じですかね。誰もが付き合いたいけど手の届かない存在みたいな。(自分は)ないとはわかってても現実を突きつけられましたね」(20代女性・アパレル)

「何かで見たんですけど、タイプの女性はスポーティで身長の高い人だって言ってて、自分に当てはまるから出会う機会なくてもはしゃぐじゃないですか。ちょっとだけでも可能性あると思っちゃうみたいな。その希望がなくなったのは残念ですけど、元からありえない話ですから、素直におめでとうって気持ちです」(20代女性・ジムインストラクター)

「私も含めて野球選手が好きな子はみんな衝撃を受けましたね。そりゃ付き合えるなら付き合いたい相手だし、野球一筋だと思ってたから、男の一面が見えてしまってショックを受けてる感じです。

言い方は悪いですけど、飲み歩いたりすれば私たちだって会える選手もいるじゃないですか。いつかそういう繋がりから出会えないかなとも思ったんですけど、離婚とかしなさそうですよね。この際、付け入る隙がないくらい夫婦仲がいいところを見せてほしいです」(20代女性・大学生)

ややお姉さま世代の女性たちも、複雑な心模様を素敵に表現してくれた。

「大谷さんとの結婚って『宝くじ当たらないかな』って思うような夢みたいなことなんですよね。だから、嫉妬はないけど、夢がひとつなくなった、当選枠がなくなったみたいな感じですね」(40代女性・販売業)

「“大谷ロス”ってやつですね。でもアイドルではないからファンの夢を壊すとかではないですもんね。勝手に『野球一筋の人』だって決めつけてたこちら側がよくないですね」(40代女性・営業)