社会をナメ腐っていたJK時代の部屋が恐ろしいまでの汚部屋…いったいなぜこんなことに!? 話題の28歳独身彼氏なしVTuber を直撃【2024 変な部屋記事 3位】

2024年度(1月~12月)に反響の大きかった変な部屋記事ベスト5をお届けする。第3位は、独身VTuberが女子高生時代を過ごした自分の部屋を公開した記事だった(初公開日:2024年6月25日)。SNSで女子高校生時代の部屋を公開すると、瞬く間に500万以上のインプレッションを超える万バズを記録した、Vtuberの魔城ひなのさん。いったいなぜ、こんな部屋ができあがってしまったのか、本人に話を聞いた。

「へえ、これは地獄かな?」

万バズを記録した理由はシンプル、部屋が散らかっていたからだ。ちょっと散らかっているというレベルではなく、足の踏み場もないレベルだ。

学習机の上は教科書や筆記用具に加えて、ゲームやキャラクターグッズで埋め尽くされており、引き出しはモノがあふれすぎてしめることすらできないようで、開けっ放しになっている。

この部屋を〈JK時代の自室です。100RT超えたら今の自室晒しますwwwどうせ来ないだろwww〉とコメントしながら、ひなのさんが投稿すると、100RTどころか1900RTを超えるほどの大反響となり、ひなのさんは現在の部屋も公開することになった。

“28歳独身彼氏なしVtuberの自室です”として公開されたこちらの部屋もなんと、高校生時代に負けず劣らずの散らかりぶり。ベッドの上以外に人が座れるスペースは見当たらず、物置には扇風機や衣服やらが投げ捨てられたかのように散乱している。

この惨状にフォロワーなどからは〈これが本当の魔城…〉〈へえ、これは地獄かな?再現度高いね〉〈なんでベッドにドライバーあるんだよw〉〈食べ物がないからまだ許せる〉〈上には上がいることを目の当たりにすると自分はまだ掃除しなくていいなって思う勇気をもらえるな〉といった声が寄せられた。

いったいなにが起こってこんなに散らかってしまい、それを放置して生活をしているのか。ひなのさんに話を聞くと、とある性格が部屋と関係していることがわかった。

「高校は比較的近所だったので自転車で通っていたのですが、NHKで朝8時から放送されている連続テレビ小説シリーズの大ファンで、毎朝欠かさず観たいというだけの理由で毎日遅刻をして、遅刻指導を受けるほどでした。

しかし、その遅刻指導すら無視していたところ、放課後に選ばれし“遅刻のエリート”たちとともに強制的に反省文を書かされることになりました。

反省文を書くのも本当は嫌だったのですが、提出をしないと帰宅を認めてくれなかったため、『はんせいはしていない あやまりたくもない このしどうめんどくさいよお』といった内容の縦読みを文章に仕込んで提出。完全に社会をナメ腐っていた高校生でしたね。縦読みがバレたかどうかはわかりません。

そして、ここまで読んでいただければお察しの通りだと思いますが、基本的に気が進まないことはやりたがらない特性があること、比較的完璧主義者に近い性格のため、女子高生時代どころか、小学生ぐらいから部屋はこんな感じでした」(魔城ひなのさん、以下同)

(広告の後にも続きます)

なぜ散らかっているのかを本人が解説 

高校生時代はあの部屋の中で、まとめサイトを見たり、SS(ショートストーリー)を読んだり、2ちゃんねるのVIPでスレを立てたり、イラストを描く、ゲームをするといったことをしていたという。

部屋が汚すぎて家族から叱られ、家を追い出されそうになったこともあるが、言っても無駄だと悟られたのか、最終的には何も言わなくなってきたそうだ。

なお、友人の反応は「本気でドン引きする人、わたしも部屋が汚いと慰めてくれる人、半々ぐらいです」とひなのさんは語る。なぜ家族からも友人からも引かれても、部屋を片付ける気にならないのだろうか。

「モノの場所はだいたい把握しているので、正直散らかっていても汚い以外のマイナスポイントがないからです! 部屋を片付けるためには、どこかにしまわないといけないじゃないですか。

そうするとモノが見えないので、どこにあるのかすぐ忘れてしまうわけです……。なので、モノをしまわないという選択肢を取れば、すべてが解決するのです。

でも、現在の部屋が散らかっている最大の理由は、Vtuberを始めてから、まとまった片付け時間の確保ができなくなってしまったのがデカいかもしれません。部屋の片づけをするよりVtuberとしての活動が楽しいのがいけないです(他責)」

こうして、小さなころから散らかってきた部屋の中で、何不自由なく過ごしてきたひなのさん。しかし小学生のころ、そんな性格が災いして、とんでもない事件を起こしてしまったことがあるという。

「とある年の冬休み、この年は珍しく、長期休暇の突入前に私はすべての宿題を片付けていました。そして休み明け、一発目の書道の授業で、ふとあることを思い出しました。『あっ、習字の筆、洗ってねえや』と……。

まあ、当時からよくあることではあったので特に気にも留めず、授業がスタートするとふだん通り、習字バックのファスナーを引きました。すると次の瞬間、とんでもない量の茶色い胞子のような粉塵が噴き出し、わたしの視界を覆いました。カビです」