「相手を褒める」「相手の話に相槌を打つ」などは、一般的には婚活で大事とされるスキルだ。だがコミュニケーションに悩む女性に人気の起業家、小田桐あさぎ氏によると、むしろ婚活ではNGな行為だという。
書籍『女子のコミュ力』より一部を抜粋・再構成し、コミュ力を上げる3つの型を伝授する。
「コミュ力低い」という人でも大丈夫 コミュ力が上がる3つの型
みなさんの中には「コミュ力が低い」「コミュ障かも」「コミュニケーションは苦手」と悩んでいる人もいますよね。特に恋愛や婚活、パートナーシップで。
原因は、あなたの頭の中で考えたことを実行しているからだと思います。
「では、どうやったらいいの?」にお答えします。
いいコミュニケーションには「3つの型」があるのをご存知ですか?
うまくいっている人は、それを知って、実行している人です。
婚活を頑張ってもうまくいかなかった私が、夫と出会って2週間で結婚したのも、型を使ってコミュニケーションをとっていたからだと、今ならわかります。
いい型として勘違いされがちなのは、
・褒める
・相槌を打つ
ですが、これはただのアクションに過ぎず、残念ながらコミュニケーションとは言えません。
コミュ力が確実に上がる「3つの型」とは、
1.まず自分の話をする
2.素直に反応(リアクション)
3.疑問に思ったら即質問
婚活・パートナーシップはもちろん、親子関係・仕事など、どんな関係にも応用でき、私が出会った「欲望を叶えている人たち」にも共通しているので、ぜひ実践してみてください。次から詳しく見ていきましょう。
(広告の後にも続きます)
1.まず自分の話をする
型1は、まずは自分の話をすること。「そんなことしたら嫌われる!」という声が飛んできそうですが、それは妄想です。
起業家や、経営者、インフルエンサーなどたくさんの人に出会ってきましたが、自分のやりたいことを実現している人たちのコミュニケーションはこれです。
むしろこれしかないくらい。
相手の話を聞くのも大事ですが、自分はどんな人なのかを話すほうが大事。ここを勘違いして、まず相手を知ることが重要だと思っている人が多いのですが、あなたがどんな人かわからないと、相手が心を開いてくれることなんてあり得ないですよね。
どんな場面でも、最初は自分です。自分は何が好きで、何が嫌いで、何をやりたいのか。会話はまず自分の話をすることから始めます。
私の周りでは、これを〝パンツを脱ぐ〟と表現しています。実際に脱ぐわけではありませんよ。自分をさらけ出すという意味です。
自分をさらけ出すって恥ずかしいですよね。でも「自分の話をする=恥ずかしいことをする」からこそ、あなた自身や、気持ち、考えを知ってもらえるのです。