J3のいわてグルージャ盛岡に所属するDF西大伍が、12月20日に自身のYouTubeチャンネルで古巣の北海道コンサドーレ札幌について語った。
札幌のアカデミー出身である西は、2006年にトップチームに昇格。その後、新潟、鹿島、神戸、浦和を経て22年に札幌に復帰。23年8月から岩手でプレーしている。
札幌は16年にJ2優勝を果たすと、18年からはミシャの愛称で親しまれているペトロヴィッチ監督のもと、J1残留を果たしてきた。ただ、今季は苦戦して19位に終わり、J2に降格した。
西は、自身の在籍時から札幌の低迷の兆しがあったと明かす。
【動画】西大伍が古巣コンサを語る
「今年だけの問題ではなくて、ここ何年かの仕事がこの結果に繋がったということになると思います。そういった意味では、去年の夏まで札幌にいて関わった身として、僕もこの流れを変えられなかったことに責任を感じています」
札幌で7年間の長期政権を築いたペトロヴィッチ監督の功績を称える一方、チーム内での関係性が悪化していたという。
「(指揮官が)選手だったりスタッフだったり、その辺を信用できなくなっていたのかなっていうのを感じました。それはミシャさんだけの問題ではなく、信用させられなかった側の問題でもある。人の関係は鏡ですから、全員が責任を感じていくべきなんですが、人の話を聞く柔軟性は、もしかしたら年も関係しているのかもしれないですし、あまり感じられなく、その辺がチームを難しくしたところでもあると感じていました」
来季は岩政大樹新監督のもとでJ2を戦う札幌には、「良くなるために僕ができることはしますし、他のチームでも良くなることを願っています」とエールを送った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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