●UNICODE初のライブツアー「TOGETHER UNICODE」開催
UNICODEも前述のグループのように、韓国と日本の両国での活動を行っています。そしてこの度、日本で初めてのライブツアー「TOGETHER UNICODE」を24年12月から25年1月にかけて2カ月の長期で開催することになりました。これは、もともと韓国を拠点としているグループが、ようやく地元の日本でも大々的に披露されるということもあり、日本のファンにとって待望のイベントとなっています。
このツアーでは、UNICODEがこれまでリリースした楽曲はもちろんのこと、新曲が披露される予定とのことです。オフィシャルグッズの販売や特典会もありますし、そして今回のライブ最大の楽しみは、公演の撮影も全て許可されているということです。ファンのみんなは思う存分写真や動画を撮って、SNSでたくさんのライブ映像を見ることができると思うと楽しみで仕方がありません。
また、年末年始に掛かることもあり、クリスマスや忘年会にちなんだステージも用意されるとのことで期待したいと思います。そして筆者は、PLUSWIN HALL六本木で開催されたライブツアーの初日に参戦しましたのでレポートします。
(広告の後にも続きます)
●日本人メンバーで構成されているからこその面白さ
ライブツアーの初日は満席で、大盛況な雰囲気でスタートしました。この日の観客は、このライブツアーで用意されたグループとして初めて制作されたオフィシャルのベンライトを掲げての応援となります。ライブは韓国でのデビュー曲「Let me Love」で幕を開けましたが、その衣装がMVで着用していた制服ということもあり、冒頭からファンは熱くなっていました。
その後はUNICODEの持ち歌全てを披露してくれました。途中ではカバーダンスとして“LE SSERAFIM”の「Blue Flame」や、カバーソングとして少女時代の「Gee」をパフォーマンスしてくれました。筆者としては「Blue Flame」を神曲だと思っていますので、彼女たちがこの曲を選んでダンスしてくれたことに感激しました。
普段K-POPのライブを見て思うのは、どうしてもトークが日本人メンバーに偏って、韓国人やその他の国のメンバーは予め用意された台本通りの日本語MCになりがちなことが少し残念であることです。その点、全員日本人メンバーであるUNICODEは、ライブ中のトークがとても盛り上がりを見せ、ほぼ全てアドリブでの生の声を聞くことができるのがこのグループの大きな強みとなっていると感じました。
トークが盛り上がりました
まだ日本デビューして半年も経っていませんので、トークは若干拙い部分はありましたが、これから2カ月間のツアーを完走した際にはトークもパフォーマンスも大きく成長しているのではないかと期待させるものがありました。ライブ中に今後の目標を「夢は東京ドーム」や「UNICODEの冠番組を持ちたい」など語っていましたが、あながち夢ではないのかなと思わせるグループでした。
ライブパフォーマンスは終始楽しむことができ、このライブ中に新たな推しメンバーもできました(マンネのミオです)。ツアーを成功に終えた際、彼女には大きな次のステップが待っているのだと期待したいと思います。(はとりーぬ&らいか)
筆者推しメンバーのミオ
■Profile
はとりーぬ&らいか
東京都在住50代の父と20代の娘。共通の趣味が“IZ*ONE”から始まったK-POP推し活動で、月に数回の活動を通して韓国文化の流帆に務める日々。最近の注目はUNISとQWERです。