どうなる有馬記念!?ドウデュース出走取消で大混乱…「3歳、牝馬、外国人を狙うレース」とSNSの声

 12月20日、有馬記念でラストランを予定していたドウデュース(牡5・栗東・友道康夫)の出走取消が発表され、大本命馬が突如不在となる衝撃が走った。

 この秋は天皇賞・秋、ジャパンカップと連勝。強烈な差し脚を武器に今が最高潮と思えるパフォーマンスだっただけに残念でならない。どんな展開であろうとほぼ最後方ともいえる位置取りから全馬を飲み込んでしまう差し脚には、他陣営もなす術がなかったのだが、この取消で今回はどの馬にも大きなチャンスが出てきたといえよう。

 天皇賞・秋、ジャパンカップと、この秋の古馬王道路線ではスローペースの競馬が目立ち、今回も何としても逃げるというタイプは見当たらずかなりのスローペースが予想されそうだ。ベラジオオペラが先手を主張しそうな雰囲気はあるが、その他にもスローを見越して出していく陣営が現れるかどうかでペースは大きく変わってくる。

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外枠は不利!?

 枠順の面では、21日土曜に行われた有馬記念と同距離、グレイトフルステークス(3勝クラス・芝2500m)で、13番-16番-1番-14番-15番の順に決着しており、結果的に外枠が優勢だった。大外枠は有利とは言えないが展開一つで上位進出は十分可能で、外枠勢を全くノーマークにする必要はなさそうだ。

 展開面では、このレースでは直線勝負だけで差し切るというのは中々難しく、ロングスパートをかけられるようなスタミナ、脚力も重要な要素の一つ。後方に位置したとしても直線の入口ではある程度好位まで押し上げておきたいところ。そして菊花賞との相性もよいレースで、今回はアーバンシックの1番人気が予想されている。菊花賞のレースぶりを見ても、ロングスパートで押し切ったスタミナと脚力は魅力。頂点に近い1頭であることは間違いない。

 SNSでは「3歳馬は有利」、「有馬記念は3歳、牝馬、外国人を狙うレース」、「スローペース濃厚。前残り注意」、「大谷翔平で1と7と青」、「今年の漢字は金なので金子オーナー?、キンカメ産駒?」などと様々な予想スタイルで盛り上がりを見せる一方で、「ドウデュースがいなくなったので買いません」という投稿も見られた。