睡眠ゲームアプリという新ジャンルを築いたと言っても過言ではないのが『Pokémon Sleep』(以下ポケモンスリープ:iOS/Android対応)。このポケモンスリープが鹿島槍スキー場とコラボイベントを開催しているとのことで、実際に現地に行ってみました。

空気の違う場所に着いたら……何かいる!

鹿島槍スキー場は長野県北部、大町市のスキー場です。スキー場の奥にそびえる鹿島槍ヶ岳は後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)を形成する山で、その高さはなんと標高2,889m! スキー場の標高も1,100mを超えているというロケーションなのです。

この日は長野駅から貸切バスに乗って、一路、大町方面へ。

長野市内には見られなかった雪がだんだんと見えてきて、スキー場に着くや一面真っ白! バスから降りた時点で空気がキンキンです!

新幹線から長野駅に降りた時もあからさまな空気の違いに驚くのですが、鹿島槍に着いたときも二度、驚けると思います。

そんな鹿島槍スキー場のゲレンデに向かって進んでいくと……なんかおるなー!

ゲレンデで強い存在感を示しているのは、同時開催されている「ポケモンスノーアドベンチャー」の一角。でっけえピカチュウとでっけえモンスターボールだな!

逆サイドに目をやると……こっちもなんかおるなー!

カビゴン!カビゴンだ。すやすや寝ているカビゴンがおる!

というわけでこの「カビゴンおやすみドーム」に近づいてみると、透明なスノードームの中にカビゴンが気持ちよさそうに横たわっておりました。

そう、ポケモンスリープは寝ているカビゴンを調査しつつ、そこに集まってくるポケモンたちの寝顔を集めるというゲームなのですが、このスノードームの中にいるカビゴンはまさにポケモンスリープに出てきた姿のそれ。

ものすごい立体感。ものすごい存在感。

もうひとつ枕がある

カビゴンの隣をよく見ると、枕が置いてあります。どうやら、我々もカビゴンに添い寝をさせてもらえる準備がある模様。ポケモンスリープの世界に入り込めるような体験ができてしまいます。

※「カビゴンおやすみドーム」での撮影は時間制での開催予定です。詳しくは受付まで。

ふかふかの床に横たわってカビゴンと記念撮影する53歳。その顔は、穏やかです。

そしてこの日、スノードームの外では、なんとカビゴンとアローラロコンがお出迎え!特別に鹿島槍に来てくれたようです。真っ白なゲレンデにポケモンたちが映えます。

映えついでに、筆者(53歳)も一緒に記念撮影。はしゃぎました。

実はゲーム内でも「ホリデー2024イベント」に伴い、アローラロコンが初登場するそうですので、この機会にポケモンスリープで遊んでみるのもおすすめします。

当初は「睡眠計測? おもしろいの?」と思ってた筆者ですが、自分の睡眠コンディションに伴って色々なポケモンが集まって来たり、キャラや個体の特性でカビゴンの成長が効率よく進められることがわかってきたりして、その奥深さに取り込まれつつあります。

雪山で寝顔を集めてみる

今回のコラボイベントのもうひとつの目玉が「寝顔フォトラリー」。どうやらスキー場のあちこちで、ポケモンたちの寝顔を見つけることができるようなのです。“目撃情報”として、見つけたポケモンをスマホカメラなどで撮影し、“リサーチ結果”となる7種類以上のポケモンを所定の場所で報告すると、オリジナルステッカーがプレゼントされるそうですよ。

ならば!ということで、ポケモンスリープの世界観が散りばめられたゲレンデに向かってみました。

拠点となる建物「セントラルプラザ1130」から出向いたのですが……あれ、この建物や周辺にもなんか居ますね……。

目安となるマップも現地でもらえるのですが、意外と見つけられないまま歩いていると……おるなー。

ここにもおるなー。

リフトで登ってみると……おるなー!

見つけられると、やっぱりうれしい。

完了時のプレゼントも欲しいけど、こうしていろんなところでぐるぐる回りながら“見つける”という体験ができることがうれしいな、と感じました。

ステッカーはカビゴンとポケモンたちの寝顔のかわいいデザインです。

普通のスタンプラリーと違って、ここは雪山。非日常の舞台がポケモンたちとの出会いを引き立ててくれます。見つけたら撮影するだけですから、スキーやスノボをしながら回れる気軽さもグッド。

「セントラルプラザ1130」館内も、そこかしこに居ますのでチェックしてみてください。館内にはぬい撮りも可能なカビゴンのスノードームの模型もありますよ。

ポケモンの寝顔以外にも、「ポケモンオアシス」としてレストランにはポケモンラッピングが施されています。

同時開催のポケモンスノーアドベンチャーも!

先ほども少し紹介した、巨大なピカチュウやモンスターボールは同時開催されているポケモンスノーアドベンチャーの展示。モンスターボールの中は休憩所としても使えるポケモンたちによるほのぼの空間「こおりのひみつきち」もあるので是非のぞいてみてください。

また、アクティビティはスキー・スノボをしない人や小さな子も楽しめるものが用意されています。家族や友達と是非お楽しみを。

この晩はしっかり寝られました(笑)

スキー場の食事はやっぱり美味しい。

寒い寒い雪山だから本能的にそうさせてる要素もあるでしょうし、体を動かしているからこそかもしれないし、なにより料理の素材と調理している人たちの腕前ありきだとも思います。

身体を動かして、美味しいものを食べて温まったこの日、ビックリするほど良く寝られていました!

寝るのも楽しくなる雪山のアクティビティは予想以上に充実しました。この冬、長野方面に行こうかな、と思っている方は鹿島槍スキー場はいかがでしょうか。

鹿島槍スキー場 イベント詳細

https://www.kashimayari.net/snow/topics/652/

■ゲームタイトル:『Pokémon Sleep』

販売価格:基本プレイ無料※アプリ内課金あり

販売:株式会社ポケモン

開発:株式会社SELECT BUTTON

対応OS:iOS/Android

ジャンル:睡眠ゲーム

プレイ人数:1人

対応言語:日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語(繁体字)

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Developed by SELECT BUTTON inc.

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