スマックダウンが現地時間20日、行われ、US王者・中邑真輔が試合中のLAナイトを無法襲撃した。
ナイトとアンドラデは2週間前、US王者・中邑への挑戦を表明したものの、新生ブラッドラインの無差別テロを受けた。先週、ソロ・シコアとナイトの一騎打ちが実現したが、ジェイコブ・ファトゥの介入によって反則裁定に。試合後、アンドラデとアポロ・クルーズがナイト加勢に飛び込んだものの、シコアのサモアンスパイクでことごとく返り討ちにされた。
この日、シコアとドリュー・マッキンタイアがリング上で対話していると、マッキンタイアによって足を負傷させられたジミー・ウーソが現れ、マッキンタイアを松葉杖でめった打ち。さらにナイト、アンドラデ、クルーズが駆けつけてブラッドラインの面々をリングから蹴散らし、報復を遂げた形となった。
そのままナイト&アンドラデ&クルーズとシコア&ファトゥ&タマの6人タッグ戦に突入。アンドラデがケブラーダ、クルーズがトペコンヒーロをファトゥとタマに同時に発射して先手を取ったが、ブラッドラインもクルーズに集中砲火を浴びせて試合を支配したが、ナイトがラリアットでタマ、ファトゥをなで斬りにし、シコアには飛びつきネックブリーカードロップを決めるなど巻き返した。
クルーズがタマをクロスフェースで捕らえると、ナイトがスライディングキックでファトゥを分断にかかったが、ここで中邑が突如出現。ナイトに飛びヒザ蹴りをぶち込んだ。リング上ではシコアがサモアンレッキングボール、スピニングソロ、サモアンスパイクと一気にたたみかけてクルーズを仕留めた。
11・30『サバイバーシリーズ』でナイトを破ってUS王座を奪取した中邑は先週、「一人、また一人、ヤツらは俺の前にひざまずき、LAナイト、ヤツはただの始まりに過ぎない。ヤツは手にするべきでなかったもの、持つ資格のないものを汚した。そして今、二度と手にすることのないもにすがりつこうとしている。だが、それはもうヤツのものではない。いや、最初からヤツのものじゃなかった。俺は迫りくる運命から逃れることなどできない」と発言していた。どうやらナイトを再び軍門に下らせる構えのようだ。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。