トロント・ブルージェイズが、今夏ピッツバーグ・パイレーツから解雇された左腕ジョシュ・ウォーカー投手と1年76万ドル(約1億1800万円)でスプリット契約を結んだことを現地時間12月20日(日本時間21日)、複数の米メディアが報じた。
30歳のウォーカーは、2017年にニューヨーク・メッツとマイナー契約を交わし、23年にMLBデビュー。24年7月にパイレーツにトレード移籍し、8月にはリリースされていた。
MLB移籍専門サイト『MLB Trade Rumors』は、同左腕の契約について、「マイナーリーグにいる間は18万ドル(約2800万円)の報酬が支払われる」と報じ、また「ロースターの座を守り続ければ、(ブルージェイズは同左腕を)今後何年も安価に引き留めることができるだろう」と予測した。
同専門サイトは、「ウォーカーのメジャーでの数字は特に印象的なものではないが、ブルージェイズは彼のマイナーリーグでの活躍に魅力を感じているのだろう」と記し、続けて「彼は大きな奪三振能力を示しているが、コントロールには大きな問題を抱えている」と評価した。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け!
さらに「過去3年間、ファームで89イニングを投げて防御率3.54、相手打者に12.7%の確率で四球を与えたが、33.7%という高い確率で三振を奪っている。ブ軍はウォーカーに40人のロースター枠を与えるほど、この数字に興味をそそられたようだ」とブルージェイズが関心を寄せたポイントを指摘している。
また同専門サイトは、「メジャーリーグでの短い在籍期間中、フェルナンデスは驚異的な球速を披露した」と評価し、続けて「フォーシームファストボールの平均球速は時速99マイル(約160キロ)。平均24%の三振率を誇り、3Aでの4シーズンで対戦打者のほぼ11%に四球を与えている。フェルナンデスは、そのレベルで80回1/3イニングを投げて防御率6.05を記録している」と伝えた。
ウォーカーはMLB通算で24試合に登板。22.1イニングを投げて、防御率6.45、0勝1敗、奪三振率9.27の成績を残している。
構成●THE DIGEST編集部
ソトが“大谷超え”!15年総額1147億円契約でメッツ移籍「プロスポーツ史上最大の契約」と米記者反応「この数字は異常だ(笑)」
鈴木誠也にトレードの噂「獲得を検討するべき」ガーディアンズ担当記者が熱望! 「守備のマイナス面を、攻撃のプラス面がはるかに上回る」