「エンジェルスのスター外野手が大型トレード候補」米メディア担当記者が反応「見返りとして有望選手を数人獲得できる」「GMの仕事は終わっていない」

 ロサンゼルス・エンジェルスが外野手をトレードで放出する可能性があるようだ。米誌『Sports Illustrated』のエンジェルス担当記者ヴァレンティーナ・マルティネス記者は、「エンジェルスのスター外野手、大型トレードの候補者として名前が挙がった」と報じた。

「エンジェルスの外野手テイラー・ウォードは、今冬のずっと前からトレード候補として浮上していた。ペリー・ミナシアンGMは2024年のトレード期限前に、30歳の外野手を残留させる決断を下した。結果的にウォードの成績が向上したため、賢明な判断だったと評価されている」

 ウォードは24年に25本塁打と75打点のキャリアハイを記録。今オフに他球団から大きな関心を集めると報じられており、米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者によると、「エンジェルスは喜んでトレードに出すだろう」と報じている。

 こうした状況を踏まえてマルティネス記者は、「トレードの見返りとして有望選手を数人獲得できる。球界でも屈指のひどさを誇るファームシステムを改善できるかもしれないし、あるいは有望選手を別の取引に利用してロースターの穴を埋めることもできる」として、ウォードのトレードに前向きな見解を示した。

【画像】大谷翔平ファミリーの厳選ショットをお届け!
  24年に球団ワーストの99敗を喫したエンジェルスは、投手の菊池雄星、カイル・ヘンドリクスのほか、トラビス・ダーノー捕手、内野手のスコット・キンガリー、ケビン・ニューマン、ライアン・ノダ、外野手のホルヘ・ソレアらと契約。積極的な補強を進めているが、その後の進展がない。

 全球団の幹部や選手エージェントが一堂に会するウインターミーティングで、ミナシアンGMは、「もっと層を厚くしたい。先発かブルペンか、内野外野なのかはこれから分かる。私たちは間違いなくチームに26人だけでなく、その下の選手も加えたい」とさらなる補強を示唆していた。

「ここまで複数選手を補強しているが、まだエンジェルスのファンは納得していない。63勝99敗で終わったチームは、あらゆる助けを必要としている。ミナシアンGMの仕事はまだ終わっていない」

 FA選手と契約するのか、トレードで選手を入れ替えるのか。菊池が加入したエンジェルスの補強に注目が集まる。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】「まじで物欲無いのかよ…」大谷翔平が着用していた腕時計の“驚きの価格”にネット騒然「好感しか持てない」「大谷が着けるともうなんでもカッコいい」

【記事】「全然帰ってくれない…」ダルビッシュ有が自宅に“7時間”も居座った珍客に愛ある嘆き節! 手料理で振る舞う厚遇も「いつ帰ってくれるんだろう」

【記事】大谷翔平が「お札になってほしい人」で惜しくも2位! 小学生たちの回答で1位となった“まさかの最強人物”には納得するしかない!?