高慣性モーメントドライバーは「ヘッドの動きを妨げない!」
【代表モデル】ホンマ TW767ドライバー
水平素振りで挙動をコントロール
近ごろは、上下左右の慣性モーメントの合計が10000g・c㎡を超えるドライバーが増えてきました。この「TW767 ドライバー」もそのひとつ。
打ちこなすコツは、さきほど紹介した「ヘッドが大きめアイアン」の扱い方と同じ、スプリットハンドドリルに加えて「水平素振りドリル」も行なうと、さらに高慣性モーメントのクラブを使いこなす感覚が養われていきます。
フェースが開きたがる動きに負けてしまうと
どこまでもフェースが開き、ビッグスライスの原因になる
前傾せずに体の正面にクラブを構えたら、腕の動きではなく胸を大きく回しながら素振りをする。このとき、クラブは体の正面にキープし、フェース面も地面と垂直な向きを保ちます。フェースが開きたがる動きに拮抗する感覚をつかみましょう。
いかがでしたか? クラブ選びの参考にしてくださいね。
レッスン・試打解説=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファー。アマチュアのリアルなスイングや感情に訴えかけるアドバイスが多くのゴルファーを開眼させ、全国で行なうレッスン活動はつねに満員。レッスンの日程はインスタグラム(@ryosuke.ishii.214)などで開示中。
構成=石川大祐
写真=高橋淳司
協力=日神グループ 平川CC