「葉を隠すなら森の中」という言葉があるように、物を隠すには同種の物の群がりの中に紛れ込ませる方法が最適。まさしくこれを体現した見せたのは、三毛猫の雷十太ちゃんです。

 Xに投稿された写真に写っているのは、三毛猫柄の毛布……と思いきや、右側に雷十太ちゃんが寝転がっているではありませんか。なんというカモフラージュ……。

【元の記事はこちら】

 完璧なカモフラージュを実現したこの毛布は、ニッセンの猫Feelというラグ・寝具シリーズのアイテムで、羽織って着用するいわゆる「着る毛布」。飼い主さんは普段から猫雑貨や猫グッズを集めており、「ルームウェアなので私が着たら雷十太とお揃いになれるなぁ」と一目ぼれしたことから購入を決意したのだそう。

 しかし、自宅に到着して数日は見慣れなかったためか、警戒して近寄らなかったという雷十太ちゃん。飼い主さんが着用し、脱いだところを匂いをかいでどこかへ行く……を繰り返しているうちに、いつの間にかすっかりお気に入りに。いまでは気が付くと上にのっているので、飼い主さんが着る機会がほとんどなくなってしまったんだとか。うれしいような悲しいような。





 毛布の柄と同化する愛猫見た瞬間、「なんだこりゃかわいいー!」と心の中で叫びながら、写真を撮りまくったという飼い主さん。それは投稿を見た多くの方にとっても同じだったようで、「めちゃくちゃ猫様探しちゃいました」「何という三毛猫迷彩」と、驚きの声が相次いでいます。

 想定していた使い方が出来ないのは、飼い主さんにとっては少しだけ気の毒ですが、このようすだとしばらくはどいてくれそうにありませんね。雷十太ちゃんもきっと、大好きな飼い主さんに包まれているような気持ちになっているのでしょう。

<記事化協力>

雷十太先生さん(@asjSvnCZl18wKXM

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024122201.html