「彼のことは好き。だけど結婚となると彼でいいのかは分からない」
「彼女は大事な人。でも結婚を決断するタイミングって正直つかめない」
こんな話をよく聞きます。人は一体どんなときに結婚を意識するのでしょう。
そこで今回は、既婚者に“結婚の決め手は何だったのか”を聞いてみました!
1. 【男性編】彼女との結婚の決め手
<家庭的な面を見たとき>
『病気になったときに献身的に看病してくれたんです。彼女も仕事が忙しい人だったんですけど毎日来てくれました。服を着替えさせてくれたり、お粥を作ってくれたり……それが無理してるって感じじゃなくて身についてる感じで、この人とならって思いました』(31歳・男性/会社員)
『料理が上手いっていうのを知ったときです。自分の母親は働いていて料理あまりしなかったので、結婚するなら料理上手がいいって漠然と思ってて。彼女は可愛いけど、ネイルもしてたし料理するタイプに見えなかったんですよ。それが初めて部屋に招いたとき手際良さと料理の上手さに感動! いきなり結婚が見えました』(28歳・男性/会社員)
男性はなんといっても女の子の家庭的な面にグッときます。ただし、何でもかんでも世話を焼けばいいかというとそれはキケン!
母になれると感じるのと、母になっちゃうのは違いますから。結婚の決め手になるのは、“意外に家庭的な一面”ということのようです。
<癒しと安心感>
『仕事ですごく悔しい目にあったんです。普段仕事の愚痴を恋人に話したりしない主義なんですが、その時は親の病気なんかもあってめちゃくちゃ落ち込んでた。彼女は僕の話をすごく熱心に聞いてくれて、「次はきっといいことがあるよ」と言ってくれたんですよね。男泣きしちゃって、泣いた自分にもびっくりして恥ずかしかったけど、彼女の前なら泣ける自分を知って、ずっとそばにいて欲しいと…。あれが決め手だったんだと思います』(29歳・男性/公務員)
『疲れて帰ってきたときに部屋に灯りがついていて…彼女が来ていたんです。彼女がいるってだけで自分の部屋が明るくなったみたいに感じて、話したり一緒に飯食うだけで癒されるな~と思い、その時自然に「結婚しよう」と言ってました』(32歳・男性/自営)
人には見せられない弱みを受け止めてくれたり、癒しを与えてくれるということが結婚の決め手になるのですね。男性には脆くて弱い面もありますから、それを傍で支えてくれるパートナーを求めるのかもしれません。
<共通点>
『インドア派で、休日は部屋で映画のDVDを観るのが一番くつろげるんですけど、今までつきあった女の子は親しくなって部屋でだらだら過ごすことが増えると不満になるというか…。でも、彼女はそれが好きみたいで、映画にも詳しくて語り合えるし、DVD観て、買い物に出て、家で料理して…というまったりした休日の過ごし方が無理なくできる。結婚してもやっていけそうだと感じました』(28才・男性/会社員)
共通の趣味や、共通の嗜好を持っていることが、結婚の決め手になることは多そうです。一般に、育った環境や家族構成などが似ている夫婦の方が長続きするとも言われています。
<冷却期間をおいてみたら>
『別れ話から冷却期間をおいたんですよ。どちらかというと自分の方が離れたがっていたんですが、その間に彼女は大人になって、綺麗にもなって…。しかも、他の男性の影もちらつきだして、正直焦りました。離れてみて、存在の大きさに気づき、失いたくないと思ったことが決め手になりました』(26歳・男性/IT系)
離れてみて自分の本当の気持ちに気づくことがあります。結婚の決め手に欠けるカップルなら思い切って試してみてもいいのかも…。
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2. 【女の子編】彼との結婚の決め手
<家庭的な面を見たとき>
『彼が近所の子供と遊んでいるのを見て、いいお父さんになりそうだって感じたのが決め手だったと思います。私の父親はいつも仕事で家にいなくて遊んでもらった記憶ってないんです。家族の時間を大切にする人と結婚したかったので、彼が子供好きだって知って嬉しく思いました』(25才・女性/主婦)
『私は遅い子供で両親が高齢なんですが、彼ってすごく優しいんです。休日に来て庭の草刈りを手伝ってくれたり、父のお酒の相手もすれば、母の料理まで手伝うんですよ。それが気に入られようとしてるだけじゃなくて楽しそうで…。今もその感じは変わってないです。両親を大事にしてくれる姿を見たのが結婚の決め手だったかもしれません』(27歳・女性/派遣)
目の付け所は少し違いますが、女の子も男性の家庭的な面を決め手にすることは多々あります。
<包容力>
『交際した人で夫より好きになった人もいたのですが、温厚っていうのが決め手でした。すぐ怒る人とか、気性の激しい人とは、恋人ならよくても、生活はやっていけない気がして。夫はとにかく優しくて怒らない。私が失敗しても笑って助けてくれるような包容力があって、当たりの人だと思っています(笑)』(29歳・女性/主婦)
『主人は会社の先輩だったんですけど、私のダメな所やそれでいて主張の多いとこなど知ってるんですよ。よく悩みを聞いてもらってて、この人の前では繕わなくて自分らしくいればいいんだって感じたのが決め手だった気がします。わがままで頑固な私を受け止めてくれるのはこの人くらいだな、と』(28歳・女性/パート)
受け止め、守ってくれる包容力を結婚の決め手とする気持ち、女の子なら分かると思います。
また、男性に比べて女の子に多かったのが「彼の経済力が決め手」という意見です。少し打算的に感じるかもしれませんが、結婚を現実的にとらえるなら愛だけではなく経済は柱になって来ますから当然のこと。両方が整っていることが理想ではあるのですが…。