最近ニキビができたので薬局にニキビの塗り薬を買いに行ったのですが、レジで薬を出すと店員さんが「この薬でしたらこちらの方が安くてよく効くのでこちらにしときますね」とレジの下から別の薬を出してくれました。
親切な店員さんで助かりました。
あやうく高くて効かないニキビ薬を買うところでした。
高くて効かないニキビ薬を「よーっし治すぞー」とルンルンで患部に塗るところでした。
そんなところを安くてよく効くニキビ薬を使ってる人に見られたら「けっ、めでてぇ野郎だな」と言われていたでしょう。
もしそんなことを言われたら僕は「勝手に家に入らないでください」と言い返してやろうと思います。
あと安くて効かないと知りながらなぜ店頭に並べるのでしょうか。
誰か教えてください。
どうもニキビニキことたくろうの赤木です。
出典: FANY マガジン
僕はショルダーバッグをほぼ常に身につけています。
舞台の時も舞台袖までは身につけています。
ラジオの時も2時間ずっとおろしません。
行儀とか別に良さそうな飲食店なら付けたまま食べます。
理由は持ってると安心するからです。
必要なもの全てをそこに入れているので手元にないと不安になってしまうのです。
全てを入れているからかなりパンパンです。
もしそのカバンを持った僕がボディービルの大会に出たら「カバンにちっちゃい恐竜の卵入れてんのかい!!」と声が飛ぶでしょう。
そんな恐竜トレーナーの僕が今日はカバンの面白いとこを紹介します。
1つ目の面白いとこはもう誰もエナメルバック持ってないとこです。
僕の学生時代、野球部といえばエナメルバッグでした。
エナメルにグローブとプロテインシェイカーと汗拭きシートを入れて、朝の通勤通学ラッシュの電車では邪魔になるので足に挟んで毎日学校に通っていました。
入ってる物を全部出すとエナメルの底には泥団子2つ分くらいの砂が散らかってました。
マネージャーが作った野球ボール型のお守りを付けてました。
僕はエナメルで青春を走り抜けました。
しかし今の高校球児はみんなリュックになってしまいました。
片側にかけるエナメルバックは体のバランスを崩す原因になるとリュックになったそうです。
でも僕は野球部には体傾いてでもエナメルを持っててほしい。
僕の知ってる野球部はエナメルに取り憑かれた人間の集まりだから。
電車でリュックを持った高校球児を見ても懐かしいなぁってなれない。
僕は懐かしいなぁってなりたい。
2つ目の面白いとこは小学校で作ったナップサックの寿命短すぎるとこです。
学校で買わされたドラゴンがデザインされてる裁縫箱を使ってドラゴンがプリントされたナップサックを作りました。
その年の校外学習はナップサックで行った気はします。
でもそれ以降の思い出は全くありません。
おそらく6年生になる頃には気づいてしまっていたんだと思います。
「よく考えたらこれ背負える巾着袋じゃねぇか」と。
「ナップサックなんて洒落た横文字に騙されてたけどこれでっかい巾着袋じゃねか」と。
思春期直近で作らされてたナップサックは思春期に入って絶滅してしまいます。
家庭科の授業は数年後にむかえる思春期を考慮したカリキュラム作りをしてほしいです。
以上がカバンの面白いとこです。
僕の思うダサい響きのカバンランキング第1位はウエストポーチです。
物がとかじゃなくて響きが。