ATMの利用には、時間帯などによって手数料がかかる場合がある。この手数料を避けるために、利用するタイミングを工夫している人も多いようだ。

■約8割「ATMの手数料を避けて…」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女678名を対象に実施した調査では、全体で76.7%が「ATMの手数料を避けるために引き出すタイミングを工夫している」と回答した。

ほとんどの人が手数料を節約できるように、時間帯や回数などを工夫しているようだ。

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■給料日直後にまとめて

まとめて必要な現金を引き出すようにしている40代女性は、「私は給料日直後にまとめて現金を引き出すようにしています。以前は急に現金が必要になり、手数料を払う羽目になったことが何度もありました。たださすがにそれはもったいないと思ったので、今はできるだけ手数料がかからないように工夫しているんです」と語る。

続けて、「私の利用している銀行は、預金残高によって手数料無料の回数が変わるシステムなんですよね。そのために何度も引き落としていると手数料がかかるので、それなら一気に引き落としてしまおうと思ったんです。小さな金額ですが、重なるとやはり痛い出費なので…」と話していた。

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■面倒なことを考えたくない

手数料のために工夫するのは面倒だと考える20代女性は、「正直、手数料を避けるために時間や回数を選ぶのは面倒だと思います。とくに急いでいるときや夜遅くにしかATMを利用できないときは、手数料を払う方がむしろ時間を節約できます。確かに少額の手数料でも積み重なれば大きくなりますが、便利さには代えられません」と考えを述べた。

キャッシュレス決済の普及も影響しているようで、「それに最近ではキャッシュレス決済が主流になってきているので、そこまで現金を必要とする機会も少なくなってきているような気がするんです。そのためにそこまでATMの手数料を意識することが、なくなってきたものありますね」と続けた。

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■コンビニは手数料が…

Xでも、「コンビニは手数料がもったいないから、銀行のATMを使っています」や「今日、祝日なの忘れていてとあるATMで、お金おろしたら手数料取られてしまった」とATMの手数料をもったいないと思っている人は多くいるようだ。

一方では、「医者にかかるからって理由で、現金をATMでおろすことが多いんだよな。キャッシュレスならんかね? ぶっちゃけ手数料分高くてもかまわんぞ」と利便性を優先したいとの意見もあった。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年11月13日~2024年11月17日 
調査対象:全国10代~60代の男女678名