『NEVER MIND 2024』が22日、東京・後楽園ホールで行われ、新日本・石井智宏が飯野雄貴に貫録勝利を収め、エールを送った。
この日、新日本から石井が参戦し、飯野とシングル対決した。いきなりショルダータックル合戦で幕を開け、飯野が打ち勝ってみせる。石井はノド元に逆水平チョップを叩き込んで応戦。壮絶なチョップ合戦に突入し、飯野が競り勝って見せたが、石井もラリアット合戦に持ち込んだ。
両者とも意地で倒れず。飯野がバーニング・エルボーを決め、ラリアット連打で攻め立てたが、石井は頭突きを突き上げて返り討ち。ドラゴンスープレックス、ラリアットの猛攻に出た。負けじと飯野はスピアーを叩き込んだが、石井は延髄斬り、ラリアットで押し返すと、垂直落下式ブレーンバスターで突き刺して3カウントを奪った。
石井が貫録勝ち。奮闘しながらも敗れ去った飯野は「これがめちゃくちゃトップのヘビー級。悔しすぎる。俺はまだまだ追いつく。いや、絶対に上までいく」と反骨心をむき出し。「飯野、惜しいな。パワーもスタミナも馬力も気迫もある」と称えたい石井は「だけど惜しいんだよ。俺が言ってる惜しいって意味はあいつがこれから戦いながら探し続けて、それを手に入れる時、あいつはもう1段ステージを上げるだろう」とエールを送った。