【シティポップかよ】名古屋にある『昔のスガキヤ』の ”昭和レトロ圧” がスゴイ! まんまとエモがる自分が憎い

・あるぜ限定メニュー

70年代のスガキヤなど見たこともないどころかそもそも生まれていない私だが、先ほどお伝えしたとおり、この場合「懐かしい」は正しい感想。いかにも70年代シティポップといった感じ(知らんけど)のオシャレな店内である。

お店の方に訊いたところ、『ネギラーメン』『ポンチ』『コーヒーゼリー』『ヨーグルトシェーク』『ジャンボドリンク』『メロンフロート』『オレンジフロート』そして『生玉子』が大須店の限定メニューらしい。

『生玉子』は “普通のスガキヤではラーメンに半熟玉子が乗っているところを、昔にならって生玉子を使用している” という意味だ。

食レポにあるまじきこのアングルは、当然ながら狙ったもの。『懐かしの特製ラーメン』(630円)と『メロンフロート』(330円)……エモい。

おぉ……ただでさえ玉子風味のするスガキヤが、生玉子によって “玉子そのもの” レベルにまで昇華している。これは完全に好みによるが、個人的には生玉子バージョンのほうが断然好き〜!

スガキヤのラーメンって、いい意味で「何がイイのか分かんない」味だ。スガキヤの味としか説明しようがない、でもたまに食べたくなる味。知らない方は各自でご確認いただきたいが、このよく分かんない味が昭和レトロな店内と妙にマッチして、私はさらにエモい気持ちになったのだった。

なお店内BGMは『お嫁サンバ』(郷ひろみ / 1981)、『WAKU WAKUさせて』(中山美穂 / 1986)、『1986年のマリリン』(本田美奈子 / 1986)など、なんかもう笑っちゃうしかない昭和J-POPのオンパレード。5〜60代の方なら入店と同時に泣くかも?

昔のスガキヤを知ってる層も知らない層も、あますことなく「懐かしい」って気持ちになれるスガキヤの大須店。メチャクチャ楽しいのでもっと店舗を増やしてほしいが、レアだからこそ価値があるとも考えられるよね。昭和レトロと同じでさ。

参考リンク:Sugakiya

執筆:亀沢郁奈

Photo:RocketNews24.