ヴァル研究所は12月19日に、同社の提供している通勤費管理のクラウドサービス「駅すぱあと 通勤費Web」において、「臨時勤務先申請」機能の提供を開始している。

「駅すぱあと 通勤費Web」にて

臨時勤務先の通勤費管理が容易に

●出発地と目的地の入力で合理的な経路を算出

　従来、「駅すぱあと 通勤費Web」は自社～本社といった事前に登録した特定の通勤経路を通勤費として管理していたが、今回提供が開始された「臨時勤務先申請」機能によって、対象月に発生した異なる経路の通勤実績を複数申請できるようになった。

臨時通勤先の指定イメージ

　「臨時勤務先申請」機能を利用することで、小売業やサービス業のような複数の店舗を拠点に勤務する人や、建設業といった定期的に勤務地が変わっていく人の通勤にも、柔軟な対応が可能になる。

自動車通勤の申請イメージ

　「臨時勤務先申請」機能でも、これまでの特定の通勤経路の登録と同様に、出発地と目的地を入力するだけで会社の規定に則した合理的な経路を「駅すぱあと」にて算出するため、従業員が1つずつ経路を調べ直したり、申請後の承認フローで1経路ずつ規定に照らし合わせてチェックしたりする手間が省け、業務が効率化される。また、公共交通を利用した通勤だけでなく自動車を利用した申請にも対応しているので、駐車場代も申請できる。

　「駅すぱあと 通勤費Web」は、通勤経路の検索、通勤費の支給・払戻しといった、通勤手当に関する煩雑な申請・管理業務を一元化するクラウドサービス。業務の大幅な効率化と、適正な通勤経路の検索による通勤手当の削減を実現し、運賃改定に伴う通勤手当の更新対応、テレワークの普及による支給方法の変化に適応した機能・サービスを提供している。