ド軍、T・ヘルナンデスがダメなら... Wソックスの27歳オールスター選手がトレード獲得候補として浮上と米報道

 現地12月22日、米メディア『The Athletic』の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が「ロサンゼルス・ドジャースが、シカゴ・ホワイトソックスのスター選手、ルイス・ロバートJr.のトレードによる獲得を検討している」と報じた。

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 ローゼンタール氏は、「ドジャースがテオスカー・ヘルナンデスとの契約を結べない場合、ロバートJr.がその穴を埋める有力候補として浮上している」と見解を示している。

 ロバートJr.は、2023年にオールスターゲームに出場し、打率.264、出塁率.315、長打率.542、38本塁打、80打点と好成績を残した。また、20盗塁を記録し、アメリカンリーグMVP投票で12位、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞も受賞するなど、メジャーリーグを代表する選手のひとりとして活躍した。
  しかし、2024年は怪我の影響で100試合の出場にとどまり、打率.224、出塁率.278、長打率.379、ホームランはわずか14本塁打、35打点と前年の活躍からは遠ざかってしまった。

 ホワイトソックスはロバートJr.のトレードに前向きのようだが、今すぐにトレードを決断するのは時期尚早との見方も強い。ローゼンタール氏は、もしロバートJr.をトレードに出す場合、シーズン前半に状態を回復させるかどうかを見極めた上で、オールスターブレイク前後が最適なタイミングになると指摘している。

 ロバートJr.は27歳と若く、2026年と2027年の契約オプションを残しているため、ホワイトソックスにとっては貴重な戦力だ。はたしてロバートJr.は今オフ、ドジャースに移籍するのだろうか? 

構成●THE DIGEST編集部

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