1920年にアメリカのシアトルにて創業した老舗アウトドアブランド、〈エディー・バウアー〉。2nd編集部内にもファンの多いブランドで、昨年の冬には「一冊丸ごとエディ・バウアー」特集を作ったほど。一時日本から撤退するなどのニュースもあったが、2023年春夏の再上陸以来、初の都内店を吉祥寺にオープンしたとのこと。これは見逃せまい! 早速編集部で突撃!

日本最大級のエディー・バウアーショップで、クラシックアウトドアの空気を満喫。

新店がオープンした場所は、吉祥寺駅の南側「マルイ」のすぐ近く。駅から歩いて3分ほどの好立地で、他の買い物と合わせてフラっと立ち寄れる点は嬉しい。そして、日本にある他の店舗と比べても一番広いそうで、実は〈ファーストダウン〉との複合店でもある。なお、〈ファーストダウン〉は、〈エディー・バウアー〉とも親和性の高いアメリカ・ニュージャージー生まれのダウンブランドで、「吉祥寺店」が初の直営店だ。

店内を物色していると、早速[スカイライナー]を発見。〈エディー・バウアー〉ファンからの評価も高い名作で、1936年に誕生したアメリカ初のダウンジャケットと言われている。かなり広い店内ということもあって、服はもちろんのこと小物からバッグにいたるまで幅広いラインナップが揃っていた。

続いて[クラシックダウンベスト]を試着。これ、税込で1万7600円ですよ。なにを買うにも高いこの時代に恐るべし、〈エディー・バウアー〉! クラシックな雰囲気漂うパキッとしたオレンジカラーがいい感じ。

無類のキャップ好きに刺さったのは、クラシカルなロゴが刺繍された[コットンツイル ロゴキャップ]。洗いのかかった生地の質感も相まって、まるで古着かのような良いアジを醸し出しております。ちなみにパピー高野、このキャップをガチ買いして帰りました。

隠れた名作とでも言うべきか。この日編集部からの「これいいね!」の声が多かったのが、この[キャンバストートバッグ]。かなり小ぶりなので、荷物少なめメンズにはもちろん、“トートバッグイントートバッグ”としても使えそう。レディスは言うまでもない。

店内にある柱のいくつかには、ブランドのヒストリーや解説が散りばめられている。実はこれ、本国アメリカの店舗で実際に使われているものと同一らしい。こういうのを見ると、「あぁ、アメリカのアウトドアブランドの店に来たんだなぁ〜」って、ワクワクする。

ということで、たっぷりと楽しんでしまった「エディー・バウアー吉祥寺店」。同じ店内に〈ファーストダウン〉もあるし、近辺にはホットな古着店もいくつかあるし、井の頭公園も歩いてすぐなので、デートコースや散歩コースに組み込むのもいいかも。本場アメリカの“THEクラシックアウトドア”をぜひその身で体感してほしい!

【DATA】

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-7-7 HULIC &New KICHIJOJI 1F

TEL0422-26-5350

10:00〜20:00 不定休