プロレスリング・ノアは『STAR NAVIGATION 2024~TRIPLE SUMMIT~』12.19東京・後楽園ホール大会を開催した。来年元旦に開催される東京・日本武道館大会では、メインイベントでOZAWAの挑戦を受けて立つGHCヘビー級王者の清宮海斗だが、この日はOZAWAを闇落ちさせたTEAM2000Xのメンバー、ヨシ・タツと第5試合にシングルで激突。当然のことながらセコンドにはOZAWAとダガが付き、試合にも介入していく。しかし清宮が所属しているオール・レベリオンのメンバーの協力もあって、最後は孤立したヨシ・タツに変型シャイニングウィザードが決まりカウント3。溜まりに溜まったうっ憤を晴らした。
【動画】「彼女ぐらいいるに決まってんだろ!」清宮海斗が言い放つ! 試合後、清宮は「OZAWA! 1月1日、日本武道館も同じ結末だ!」と叫ぶとOZAWAは「同棲中の彼女になぐさめてもらえ」と暴露で応酬。すると、清宮は「同棲同棲うるせえんだ! 彼女ぐらいいるに決まってんだろ!」とOZAWA戦後に明らかにするとしていた彼女の存在を前倒しで公言。さらに「お前にみたいに人を大切にできないヤツは、ここにいるノアファンも大切にできないんだよ。俺は一人の彼女を大事にするし、ここにいるノアファンも大事にする。1月1日、日本武道館、大好きなノアファンのために、お前をコテンパンに叩き潰してやるからな。覚悟しておけよ」と忠告すると場内は大・海斗コールに包まれた。清宮を裏切ってから、喫煙や彼女の存在、同棲疑惑、キャバクラ通いとOZAWA砲を連発していたが、清宮から人間味を感じると、OZAWAの意図とは逆に清宮の好感度は上がり続けている。
バックステージで清宮は「次は日本武道館。いよいよ…もうこれでね、OZAWAとは、リング外のことは関係ないから。これでスッキリしたでしょ。あいつももう試合以外のことでつべこべ言えないと思うんで。あとはリング上でしっかりあいつを叩き潰して、新年一発目からノアを頂点に持っていく戦いを俺は見せていきます」とスッキリした表情を浮かべるも拳王は「俺の知っている清宮は彼女なんてできる人間じゃなかったよ。これが年月ってことか。お前、メチャクチャ成長したんだな」と感慨深げだった。
OZAWAは声を震わせながら「清宮…ああ許せない! 清宮ぁ! お前もし今日、俺を襲って足が悪化したら、悪化して1月1日欠場なんてことになったら、お前責任を取れるのか? お前! 1月1日、お前、この足が悪化して骨折したままで欠場したら責任が取れるのか? おい、お前。体調悪いんだろ。体調悪いって言ったよな? 体調悪いのに、俺にお前の顔を舐めさせやがった。ああ! おいおい、お前の風邪が俺に伝染ったらどうすんだよ?おい、お前はそれが目的だったのか? 俺が1月1日、万全な状態で出れないように、それを狙って、お前の顔を俺に舐めさせた? おい! 汚い! 汚いぞ清宮。おい、仲間を大切にするとか言ってるヤツがそんなことしていいのか? おい! そして彼女も大切にするとか言ってたけど、どうして!キャバクラに行って女を壁に押しつけて抱き寄せたり、キャバ嬢のほっぺたに熱いキッスをしてるようなヤツが! 彼女を大切にすることができるだろうか? いや! できない! おい、お前。やっぱりお前はいつでもな、上辺だけの言葉を並べるのがうまい! 上辺を装うのがうまい。でも!お前は嘘つきなんだ。1月1日、日本武道館でお前の! その薄っぺらい化けの皮を全部! 剥がしてやるからな! みとけよ、おい! お前絶対許さないからなあああ!」とかなり動揺した様子で、被害妄想にも磨きがかかっていた。
欠場を続けているOZAWAだが、乱入時にはいい動きをしており、単なる暴露系レスラーだと思っていたら痛い思いをする可能性が高い。ここからはスキャンダルなしの真っ向勝負が待っている。2人とも武道館に向けて走り抜けるのみだ。
◆プロレスリング・ノア◆
『STAR NAVIGATION 2024~TRIPLE SUMMIT~』
2024年12月19日
東京・後楽園ホール
観衆 1205人
▼シングルマッチ(30分1本勝負)
○清宮海斗(8分22秒 片エビ固め)ヨシ・タツ⚫︎
※変型シャイニングウィザード
文⚫︎どら増田
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