2024年10月30日(水)に、アルバム「Acoustic Soul 2014-2024」をリリースしたスガ シカオさん。

キャンペーンで大阪に訪れたスガさんにanna編集部がインタビュー! アルバム制作の秘話や初回生産限定パッケージに同封されている小説のこと、関西のおいしい店などをおうかがいしました。

( Index )

自身初の自伝的エッセイ集も同梱
歌詞より小説のほうが書きやすい!?
新録6曲には“ジャストナウ”な気持ちを乗せて

(広告の後にも続きます)

自身初の自伝的エッセイ集も同梱

今回のアルバムには、スガさんがメジャー復帰を決意された2014年から現在までの10年間を込められたそうですね。

最初は2014年に「ACOUSTIC SOUL」というタイトルで、ライブ会場限定盤をリリースしたんです。その次は2020年に、通販限定で「ACOUSTIC SOUL 2」というのを出して、最初に出してから10年目の節目になるので、それらをまとめてひとつの作品にしたほうがいいんじゃないかということで、流通盤としてリリースすることになりました。

でも、すでにリリースした曲だけだとおもしろくないので、それなら新曲や新録あわせて6曲を入れて、フルアルバムにしたんです。なので、ちょうど10年間の集大成のような作品になっています。

初回生産限定盤には、スガさんが初めて執筆された小説「実録小説 ヤグルトさんの唄」も付いてくるんですね。

(※初回限定盤は販売が終了しております。)

今は時代の流れ的にもサブスクで音楽を聴いたりして、皆さんCDメディア自体をなかなか買わなくなっているんですが、ファンの方からは「CDを出してほしい」と言っていただいて。それならば、わざわざCDを買っていただく方にCD以外の付加価値を付けないと申し訳ないという気持ちがあったので、小説を書こう、ということになりました。わりとサッと読める内容なんですが、230ページもあってなかなかボリュームのあるものにできあがりました。

特典付きのCDはよく目にしますが、小説は珍しいですね。

最初はグッズをつけようというアイデアもあったんですけど、せっかくなら自分にとって初めての小説を書くことにしたんです。最初は100ページほどの小冊子みたいなイメージだったんですが、書き始めたらなんか止まらなくなっちゃって(笑)。どんどんページ数が増えていき、気がつけば結構分厚い本になりました。