「家計簿をつけよう」と思い立った経験は、多くの人がしているだろう。しかしそのモチベーションを維持するのは、簡単なことではないようだ。

 
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■約半数「家計簿が三日坊主」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女678名を対象に「お金の管理」に関する意識調査を実施したところ、全体で45.1%の人が「家計簿をつけようと思ったのに三日坊主で終わった経験がある」と回答した。

家計簿をつける習慣は多くの人が挑戦するものの、半数近くの人にとっては続けるのが難しいようだ。

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■女性に多い理由

性年代別では、すべての年代で女性の割合が高くなっている。

日本では現代でも、家計の管理を女性が担当する場合が多いのだろう。そのために家計簿をつけようと意識をした経験のある人は、女性のほうが多くなるのかもしれない。

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■家計簿アプリを入れたけれど

家計簿をアプリでつけようとして失敗した20代女性は、「あまりにもお金が貯まらないので、家計簿をつけてみることにしたんです。家計簿アプリをダウンロードして、『これなら手軽に続けられる』と思ったのですが…。しばらく使うとすぐに、面倒な気持ちが勝つようになってきました」と当時を振り返る。

また挑戦したい気持ちもあるようで、「とくに仕事が忙しくて疲れてしまったときには、家計簿アプリを開く時間さえありませんでした。SNSなど、他のアプリは見ているのに…。習慣化するのは難しいと思いましたが、再挑戦してみたい気持ちは残っています」と続けた。

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■家計簿をつけるのが好き

一方で家計簿をつけるのが好きな30代女性は、「私はむしろ、家計簿をつけるのが趣味のようになっています。アプリを使って支出を記録し、それが可視化されるのが楽しいんです。毎月の食費や趣味にかけたお金を見直して、無駄遣いを減らす工夫を考えるのが好きで…」と語る。

まめな人にしか向いていないと考えているようで、「そもそもお金を管理するのも趣味の一つみたいなものなので、苦痛になったことはありません。ただきっとまめなタイプの性格の人でないと、家計簿をつけるのは続けないでしょうね。出費したら、その都度、記入しておく必要がありますから」と話していた。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

2024年11月13日~2024年11月17日 
調査対象:全国10代~60代の男女678名